一般質問要旨

１　「2014年度　市政運営の基本的な考え方について（通知）」について
（１）現在の新5カ年計画には、東日本大震災、政権再交代の影響が盛り込まれていない。また、過去の議会での答弁で、変更する意思もないとされている。しかし、基本方針においては、政権交代による「アベノミクス3本の矢を実現することが、地方自治体の責務」と謳われている一方、従前の新5カ年計画を進めるとされている。この方針は一体何なのか。計画を変えず、方針だけ変えるということがありうるのか。
（２）「町田市が置かれている現状と課題」について
�@地域のつながりや地域団体とのネットワーク構築と仕組み作りが謳われているが、窓口設置と、市政懇談会等を増やすだけで達成できると考えているのか。
�A「賑わいのあるまちをつくる」として、町田駅周辺を、丸ごと文化芸術パークとして促進することが必要とされているがその根拠は。
また、従前は町田駅周辺は商業地域として位置付けていたが、「丸ごと文化芸術パーク構想」への転換はいつ、誰によってなされたのか。
�B「暮らしやすいまちをつくる」として、リニアや圏央道など、相模原市の取り組みが列挙されている。これが町田市の勝機であるとの話だが、何の勝機なのか。
（３）「政策立案の基本的な考え方」として、「感じて動く」「考えて動く」職員になるべしと書かれているが、何も感じず何も考えない職員がいるのか。
（４）「行政経営改革の基本的な考え方」の中で、財政状況が厳しいので、既存事業の見直しを徹底して歳出の削減に努めよとされている。同じように市長も交付税と臨時財政対策債に頼った計画事業規模の維持に執着せず、既存計画を見直した上で既存事業の再編成をすべきだ。また、あらかじめ、事業や計画の見直しの条件を設定しないまま属人的に努力させるだけでは、精神論でしかないのではないか。
２　1円入札や低価格入札について
（１）これらを許容するのか。なぜしたのか。
（２）消耗品への初期費用転嫁や、多売による営業報奨金等で収支を回収する入札事例を肯定するのか。
（３）公共事業による雇用確保、産業育成やダンピング抑制、政策誘導入札について見解を求める。
３　風疹ワクチンの接種負担軽減について
（１）7月臨時議会で附帯決議した通り、MRワクチンの供給めどが立ったので、助成額の見直しを行うと思うがいつか。
（２）任意予防接種は自己防衛であるという見解は撤回すべきだ。