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2025年度に行う鶴川第三小学校の外壁補修工事の実施後に統合を行うことを求める請願

請願第19号(令和07年) 2025年度に行う鶴川第三小学校の外壁補修工事の実施後に統合を行うことを求める請願

請願番号
請願第19号
(令和07年)
受理日
令和7年8月27日
付託委員会
文教社会常任委員会
委員会付託日
令和7年9月8日
審査結果
不採択すべきもの
委員会審査日
令和7年9月9日
議決結果
不採択
議決年月日
令和7年9月30日

請願の本文

委員会審査の様子

※審査の様子は町田市議会の公式記録ではありません。公式には、会議録が公開され次第「会議録」のページからご覧いただけます。

請願者より意見陳述として、「請願項目 鶴川第三小学校の外壁補修工事の安全なる実施後に統合すること」について、陳述がありました。

●委員 外壁工事の件が説明不足だったとのことだが、校舎の外壁については、保護者または地域からどのような声が上がっているのか、教えてほしい。
●請願者 今年の7月に保護者から、5月の契約が不調になっているみたいだが、どうなっているかと質問が、私たちにあり、調べてみたところ、不調だということと7月7日に落札していることが分かった。7月の保護者会の説明会では、そのことは全く触れずに、教室転用工事が、落札が遅れたために時期が変更されるという説明の資料のみが配付されている。協議会でも、そのことは触れていない。そういった大きな変更の説明がなかったこと、また、そのことを協議会では説明されておらず、特に外壁補修工事の変更によって、安全性に関わる重要なことなのかどうかも説明がされていない。そういったことを7月、8月に保護者も町田市などにも、学校にも話したりしてきたところ、9月の新学期のお知らせに、検討するというような一文は載っていたようだが、検討するということがどういうことなのか説明もまだないということだった。そういったことからも、誠実な対応をしてもらえていないのではないかと声が上がっている。
●委員 請願文の中に、進学先の中学校が分かれてしまうことが、市の方針と違うのではないかと指摘をされているが、統合後の中学校進学について、分かれることについて、保護者からどのような心配、子どもたちの声などがあれば、聞かせてほしい。
●請願者 そもそも真光寺中学校の廃校のための鶴川第三小学校の廃校というような連動した形を取っていることに対して憤りもあるが、鶴川の場合は、鶴川中央小学校になった児童は鶴川二中、また真光寺中などに進学することになる。今は鶴川四小学区であっても、鶴川三小に入学していれば、鶴川二中に進学する措置が取られているが、統合後になると、原則、住所地による進学先となる。選択できなくなることへの不安は大きい。また、地域全体としても、そのことが十分に受け止められているとも感じていない。進学の中学に関しては、鶴川二中は、今年も1年生で8クラスあるわけで、余剰がある状況ではないにもかかわらず、一旦一緒にして、また分けるということが子どもたちの人間形成上も本当にいいのか、保護者たちも、とても不安で、子どもたちも思っているところである。

次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目の願意に沿うことはできないものと考えているとのことでした。

●委員 保護者会で説明したのは、あくまでも教室改修の計画の説明で、外壁工事については触れていなかったということで、今回9月に初めて保護者に知らせたということだと思う。これからの見通しとして、どのような形で行われていくのか。
●担当者 今後の外壁改修について、その範囲や、時期を見極めながら検討していきたいと思っており、全面的にやるのか、部分的になるのかも含めて考えていきたい。今年度、着手をできるのであれば、手をつけていきたいとは思っているが、学校運営の関係もあるので、慎重に検討したい。
●委員 施工範囲はグラウンド側バルコニーの手すりなどのクラック補修、仕上げ補修とのことだったが、外壁工事の安全なる実施後に統合することを請願では求めていて、その工事がどの程度重要で必要なものなのか説明をもらいたい。
●担当者 外壁の状態だが、ほかの一般的な学校で見られる外壁、当然雨じみみたいなものが見られるが、安全上、支障があるものではない。工事内容については、学校のグラウンド側に全面的な足場をかけて、クラックの補修や、モルタルの浮いているところの補修や、協議会で説明した赤いハッチングの部分のところを全面的に塗装で仕上げる工事内容になっている。
●委員 推進計画の一部修正について、請願者は、知らない保護者の方がとても多いと言っていたが、どのように周知されていて理解を得られているのか。
●担当者 推進計画の一部修正の説明に当たっては、町内会・自治会や保育園・幼稚園、また、民生委員や青少年健全育成地区の委員会、そういった団体の代表者が集まる各会議において、まず、説明をさせてもらっている。その後、個別に代表者に連絡をさせてもらい、会員へ周知方法が必要な場合については、改めて会員を集めた会議に出席をして説明をさせてもらっている。また、2025年5月1日号の「広報まちだ」、2025年6月2日には町内会・自治会での回覧、7月18日には「まちだの教育」について、一部修正を説明させてもらっている。

質疑終結後、賛成の立場から、鶴川西地区の統廃合計画は、そもそも来年度の統合に当たっては、適正規模の鶴川第三小学校、鶴川第四小学校が、それぞれ学校を統合して進められていく計画で、町田市も、この間、新たな学校づくり推進事業の一部見直し、一部修正を行っているが、その考え方からも対象とはならない地域の統合計画となっている。説明があったが、十分納得がいくような、あるいは理解できるような説明が行われていないのではないかということも請願の中にはあったが、そういう中で進められている事業で、さらに今回問題になった外壁工事については、今回、行われないということも、説明が不十分で知らなかった、なぜ、外壁工事が実施されないのかということが課題として、今回請願として出された。そういう中で進められていく事業であり、十分な丁寧な説明が、こうした統合計画を進める地域では求められていると改めて実感した。十分な説明を行う上でも、統合を見直し、外壁の工事が終わってからきれいになった学校に迎えることが必要だと考え、この請願に賛成するとの賛成討論がありました。

会議録

会議録は掲載されていません。
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