本文へ移動

現在位置 :トップページ請願 › 旧本町田小跡地(現ひなた小)にある「希望の森」を生かすことを求める請願

旧本町田小跡地(現ひなた小)にある「希望の森」を生かすことを求める請願

請願第16号(令和07年) 旧本町田小跡地(現ひなた小)にある「希望の森」を生かすことを求める請願

請願番号
請願第16号
(令和07年)
受理日
令和7年8月26日
付託委員会
文教社会常任委員会
委員会付託日
令和7年9月8日
審査結果
採択すべきもの
委員会審査日
令和7年9月9日
議決結果
不採択
議決年月日
令和7年9月30日

請願の本文

委員会審査の様子

※審査の様子は町田市議会の公式記録ではありません。公式には、会議録が公開され次第「会議録」のページからご覧いただけます。

請願者より意見陳述として、
「請願項目 旧本町田小跡地(現ひなた小)にある「希望の森」を生かした跡地利用を検討してください。」について、陳述がありました。

●委員 この希望の森がかつての旧原小学校、そして旧本町田小学校、そして現在の本町田ひなた小学校に受け継がれてきたわけだが、教育的価値という話があった。その教育的価値について特に強調したいことがあれば、聞きたい。
●請願者 緑小学校、本町田西小学校、原小学校、この3校が統合してできたのが本町田小で、当時、本町田西小学校の教員だった。当初、この3校のどこに統合するのかという議論で、私たち教職員の大部分は、当時の緑小学校、今、消防署になっている、ここが校舎もゆったりしていて、運動場もゆったり取れているので、緑小学校のほうがいいという声が大部分だった。ところが、原小学校、現在のひなた小になっているところだが、この原小学校の保護者や教職員から希望の森があるから、ぜひ統合校は原小学校にしてほしいという意見があった。この原小学校の地域の保護者、住民、教職員にとって、この希望の森がどんなに大事なところなのかという価値については共有されていたと思う。統合した本町田小学校の教員になり、希望の森で子どもたちが元気に遊んでいる姿、それから生活科や理科の学習などで野外学習に生かすことができ、やはり希望の森は良いなと実感した。
●委員 地域の方から見て、この希望の森の価値について、何か付け加えることがあれば、聞きたい。
●請願者 希望の森が学校の中にあることは、子どもたちの精神的な成長にとって、とても有意義な場所だと確信している。そういうことで、希望の森を生かしたような施設を造ること、それを私は個人的には望んでいる。

次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目の願意に沿うことはできないものと考えているとのことでした。

●委員 山崎中学校、町田第三中学校の統合について、本当に環境をよくしていこうということが最優先ではなくても重点課題としてしっかりと選ばれたのか。
●担当者 候補地を決める際に、審議会の中では、山崎中学校が次点としていたが、通学のしやすさに課題がある。また、町田第三中学校については通学のしやすさ、ゆとり教育の環境に課題がある。そこから旧本町田小学校跡地が候補に挙がって、決定したという経緯となっている。中学校の望ましいグラウンド面積等に関しては、文部科学省の中学校設置基準によると、統合時に想定している生徒数約580人では、約7,000平米の運動場面積とされている。その中で地域の実態やその他により特別な事情があり、かつ教育上支障がない場合は、この限りではないとされており、中学校の望ましいグラウンド面積は足りていると考えている。
●委員 残すか残さないか、この請願の審査に当たってはすごく大事な情報だと思うが、どうか。
●担当者 具体的な設計は、これから立てていくところになるが、中学校としての教育活動に必要な面積を確保するためには、この斜面地を使って、いわゆる造成をして整備していくことも考えている。
●委員 請願者から、希望の森の教育的価値といった話があった。市としては、教育的価値という観点ではどのように捉えているか。
●担当者 小学校で活用されているところでいくと、主に低学年、1・2年生が生活科、秋探しや春探しのような学習の中で、希望の森を活用した学習を行っている。それ以上の3年生、4年生、5年生、6年生においては、特に希望の森を活用した学習は実施していないとのことである。休み時間の活用ということでいくと、昆虫に興味がある子などが森に行って休み時間を過ごすこともあるようだが、今回の件については、中学校となると、小学校中学年以降の学習の系統性から考えても、希望の森がないと学習が難しいということはないと考えている。

質疑終結後、賛成の立場から、過去、今回対象となっている学校用地は統廃合の適地として、教育委員会が、明確に その理由を述べながら定めたものである。そして、適地として定めた理由の大きな要因が、今回の存続してほしいという希望の森であった。僅か20年間で教育委員会の教育の方針を覆して、山崎中学校と町田第三中学校を統合する用地としてここを利用することは大きな問題があると思う。また、中学校の用地としても、やはり十分な敷地面積があるとは疑問があり、未来のこの地域で中学校がしっかりと子どもたちの成長を保障できるような施設として整備していく上では、この用地については適さないと思い、本請願に賛成の立場で討論とするとの賛成討論がありました。

会議録

会議録は掲載されていません。
Copyright(c) 2004- 町田市議会公式サイト Machida City. All Rights Reserved.