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より開かれた説明会と正確な情報開示を行い「市民が主役の公園づくり」を求める請願

請願第11号(令和07年) より開かれた説明会と正確な情報開示を行い「市民が主役の公園づくり」を求める請願

請願番号
請願第11号
(令和07年)
受理日
令和7年6月2日
付託委員会
建設常任委員会
委員会付託日
令和7年6月12日
審査結果
不採択すべきもの
委員会審査日
令和7年6月16日
議決結果
不採択
議決年月日
令和7年6月25日

請願の本文

委員会審査の様子

※審査の様子は町田市議会の公式記録ではありません。公式には、会議録が公開され次第「会議録」のページからご覧いただけます。

請願者より意見陳述として、「請願項目1 多くの人が参加できる時間や場所、そして市の広報やホームページにて周知するなど、より開かれた説明会を目指してください、請願項目2 情報をできるだけ公平に開示し、説明会で出された意見要望を、市側だけで判断せず、市民とともに検討する場を設けてください、請願項目3 上記にそって、先に行われた野津田公園スケートパークと南口転回広場の説明会をやり直し、協議を徹底してください」について陳述がありました。

●委員 2回のスケートパークと、転回広場の説明会がそれぞれ行われたと思うが、説明会の市民に対する周知の仕方、説明会の持ち方について幾つか意見があったと思う。これについて、もう少し具体的に説明してほしい。
●請願者 周知のことで公園緑地課と以前から話し合ってきた。そして、スケートパークの説明会の後にも、今度開く南口転回広場に関しては市民が参加できるようにお願いした。スケートパークのときに、夜遅く、それも公園の中のスタジアムの一室という、とても不便なところで1回だけ開催というのは、困る。多くの年代の人が参加できるようにしてほしいと意見が出されていた。また、町内会長に説明したと言っていたが、電話だけで説明会についてのみの説明であったり、予定地の班の住民にすらチラシでのポスティングも何もなく、本当に周知をする気があるのかと思う。住民に一番近いはずの行政が、これが正しくて丁寧な説明なのかと非常に疑問に思った。

次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目1、2についてはこれまでに、既に対応してきた事項であり、請願項目3については、願意に沿うことはできないものと考えているとのことでした。

●委員 スケートパークと南側転回広場、基本設計の説明会において、周知方法と、周知の範囲の詳細を教えてほしい。
●担当者 まず、スケートパーク基本設計説明会だが、町内会は小野路町内会、図師町内会、並木町会、野津田町内会で、1か月前に回覧用の資料をそれぞれ渡している。学校関係だが、都立町田の丘学園、都立野津田高等学校、鶴川シオン幼稚園、鶴川若竹幼稚園、和光鶴川幼稚園、和光鶴川小学校、日本聾話学校、農村伝道神学校、8校に郵送、またはメールを送って案内をしている。鶴川第一小学校 及び 鶴川中学校には、教育委員会から児童生徒の保護者がスマートフォン上のアプリで確認をできるツールで知らせた。このほか、一般財団法人町田市スポーツ協会、町田スケートボーディング協会、野津田・雑木林の会に案内している。続いて、南側入口転回広場だが、町内会と学校関係への案内の方法、範囲に関してはスケートパークと同様、関係団体は、野津田・雑木林の会に案内している。これに加え、1月20日に工事での影響が大きいと想定される範囲にお住まいの方に案内を配付した。
●委員 公園づくりという点で、市民と一緒に公園をつくっていくという方針があると思うが、その点についてはどうか。
●担当者 町田市公園利用促進計画の基本方針1で、「市民による公園づくりを行います。」とうたっている。この趣旨は、公園運営においては多様な主体と手を取り合い、公園を利用する人や地域が主役となった公園運営ができる体制づくりを目指すことである。
スケートパークや南側入口転回広場の整備について、この考えと矛盾することはない。
●委員 前提となるのは、緑の保全だと思う。それは第二次野津田公園整備基本計画においても同じであると考えるが、どうか。
●担当者 町田市第二次野津田公園整備基本計画は各エリアにゾーニングを行い、施設整備と自然環境の保全、緑として残すという部分とのバランスを考慮して立てた計画である。
●委員 市の出した議事要旨は議論の内容が書かれていない。都合の悪いところは削除されていると感じている市民がいることについて、問題のない対応だったと思っているか。
●担当者 適切に作成して公開したと認識している。

質疑終結後、賛成の立場から、野津田公園の基本計画のテーマは、自然の中で楽しむ総合スポーツ公園となっている。多摩丘陵の地形と豊かな自然があっての公園である。地球温暖化の解決が人類にとっての最重要課題の一つになっている中で、野津田公園の自然の保全と管理が今重要になっていると考える。同時に、市は、市民参加による公園づくりを方針に位置づけており、市民と公園利用者が参画した取組も重要である。こうした中、スケートパークと南口転回広場の基本設計説明会が行われ、説明会の会場や時間の設定が広くホームページや広報で周知しなければならないという点でも問題があったと考え、会場の設定等も改めて検討しなければならない問題だと思う。また、これまで野津田公園の自然観察やフィールドワークなど、指定管理者と市民の皆さんが協働して取り組んできた、こうした活動も極めて重要だと考える。その意味では、2つの整備事業については、市民参加と市民の声を反映させた、これまでの取組・プロセスに問題があると考え、改めて市民との十分な協議の場を設定することが必要だと考える。以上の理由で請願第11号に賛成するとの賛成討論がありました。

会議録

会議録は掲載されていません。
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