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アート体験棟建設計画の中断を求める請願

請願第10号(令和07年) アート体験棟建設計画の中断を求める請願

請願番号
請願第10号
(令和07年)
受理日
令和7年6月2日
付託委員会
文教社会常任委員会
委員会付託日
令和7年6月12日
審査結果
不採択すべきもの
委員会審査日
令和7年6月16日
議決結果
不採択
議決年月日
令和7年6月25日

請願の本文

委員会審査の様子

※審査の様子は町田市議会の公式記録ではありません。公式には、会議録が公開され次第「会議録」のページからご覧いただけます。

請願者より意見陳述として、請願項目 「アート体験棟建設工事については、その計画を中断することを請願する。」について、陳述がありました。

●委員 今回このアンケートを行った目的と、対象者350人の範囲について、どのように定めたのか。
●請願者 地区は、原町田四丁目・五丁目、高ヶ坂一丁目・二丁目・三丁目で、その中の芹ヶ谷公園に隣接した方々、350戸である。この計画を了知した最初の段階で、似たようなアンケートを行ったときは98通のうち97人が、本体の建設工事に反対の意見だった。それから、年数もたち、附帯工事も明確になってきたので、これらについてどう考えているか調べてみようと行った。

願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目の願意に沿うことはできないものと考えているとのことでした。

●委員 基本設計ができた時点で、もう一度意見を集めるようなこともパブリックコメントの答えとして書いていたと思うが、その後、意見を聞く機会はあったか。
●担当者 (仮称)公園案内棟/喫茶/版画工房/アート体験棟の意見については、基本計画の後に、工房を利用されている方々に対して、2023年2月、それから5月に進捗に合わせて説明している。また、敷地に隣接する町内会・自治会に対して、基本設計について、2023年2月、5月に説明をしている。また、建築基準法の用途許可に伴い、2023年9月からは、(仮称)アート体験棟の敷地周辺の方々に対して戸別に訪問をして、計画の内容を説明している。また、広く市民に対して、パブリックコメントの前だが、2022年5月に基本計画の説明会を、翌年2023年5月には基本設計の説明会を行っている。
●委員 2023年9月の建築基準法の用途許可による戸別訪問のときには、今回の近隣住民が出されたようなアンケート結果のような形で集計はされているか。
●担当者 およそ100軒を訪問して、約3割弱の方から意見や質問をもらった。意見を大まかに分類すると、子育て世代にとってはよい計画だと思うなど、賛成する声が約2割、それから、緑をなくすのは反対など、反対をする方々の声がおよそ2割、工事費がどのくらいになるか心配や、反対運動の様子が今どうなっているのか気になるなど、賛成でも反対でもない意見が残りの6割であった。
●委員 よい計画というのが2割にとどまってしまっているということで、あとは反対かどちらでもないというところで、改めてアンケートを取り直した上で計画を進めるべきだと考えるが、どうか。
●担当者 現在、近隣の方に対してアンケートを取る計画はない。今後、工事着手前の適切な時期に近隣を対象とし、工事説明会を開催する予定である。

質疑終結後、賛成の立場から、この事業については、国際工芸美術館の整備に附属する事業であり、今回住民の皆様、請願者が、地域の声を集めて出された。アンケートを取り、住民の意向などを反映したいと出された請願である。この事業の母体となる国際工芸美術館の整備についても、地域住民から様々な意見がある中で、今回なかなか契約が進まない状況で
頓挫している。そういう中で、この事業だけ先に進めないでほしいという思いは、当然、こうしたことをずっと求めて来た皆様の共通の願いだと思う。よって、この請願を採択し、ぜひこうした住民、市民の皆様の声を、改めて、今立ち止まって、検討し直す。そういう時期としても市が捉えてもらい、受け止めてほしいと思う。だからこそ、この請願については採択されるべきと考え、賛成討論とするとの賛成討論がありました。

会議録

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