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不登校やいじめ等の課題を配慮して、少なくとも国の適正規模(12学級)をどちらかの学校が下回る実績(実態)ができるまでは、南成瀬小と南第2小の統廃合の延期を求める請願

請願第2号(令和07年) 不登校やいじめ等の課題を配慮して、少なくとも国の適正規模(12学級)をどちらかの学校が下回る実績(実態)ができるまでは、南成瀬小と南第2小の統廃合の延期を求める請願

請願番号
請願第2号
(令和07年)
受理日
令和7年2月18日
付託委員会
文教社会常任委員会
委員会付託日
令和7年3月5日
審査結果
不採択すべきもの
委員会審査日
令和7年3月7日
議決結果
不採択
議決年月日
令和7年3月27日

請願の本文

委員会審査の様子

※審査の様子は町田市議会の公式記録ではありません。公式には、会議録が公開され次第「会議録」のページからご覧いただけます。

請願者より意見陳述として、「請願項目 不登校やいじめ自殺等の課題を配慮して、少なくとも国の適正規模(12学級)をどちらかの学校が下回る実績(実態)できるまでは、南成瀬小と南第2小の統廃合の延期を求めます。」について、陳述がありました。

●委員 請願の中では不登校やいじめ等の課題を配慮して、適正規模を下回るまで延期を求める請願になっているが、不登校やいじめ等の課題について、学級定数との関連でどのように考えているか。
●請願者 不登校、いじめ等は大変増えていて大きな課題になっているが、先生が落ち着いて子どもたちに目が行き届くかという問題が大きくあると思う。それから、先生は今パンク状態に
なっているから、1クラスの人数、それから学校規模の問題は大変重要な位置づけにあると思う。だから、4月に2学級が存続するところが統合すると、3学級で34から35人と子どもに目が行き届かない。それは、保護者も心配しているが、この統廃合計画では、実際の教育現場の子どもの様子などが検討されていない。町田市教育委員会は、学校から来ている指導主事の数が大変少ない。だから、現場の状態がよく分からない形で進めているのではないかと危惧している。もっと学校の現場、先生、保護者の声などを受け止めて、学校を一緒につくり上げていくという視点があってもいいと思う。今回のように統廃合にするときでも、少なくとも適正規模を下回った段階を確認してから進めるなどして欲しい。

願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目の願意に沿うことはできないものと考えているとのことでした。

●委員 請願項目にも入っているが、不登校に対する児童生徒への支援をどう考えているのか。
●担当者 いじめや不登校については、学校規模や統合にかかわらず、どの学校でも起こり得るものと考えており、町田市立小中学校全校における喫緊の課題であると捉えているので、統合新校においても教職員が子どもたち一人一人を見守り、学校全体で組織的に対応していきたい。
●委員 例えば、4年生だと1クラス35人になると、恐らくこれまでの1クラス当たりの人数より増えると想像している。請願者から、子どもたち一人一人に目が届くかどうかと懸念の話があった。東京都の基準だと、担任の先生1人だが、通常とは違って2つの学校が1つになるので、クラスがざわざわするなど、担任の先生1人では負担が大きいと思うが、サポート体制はどのように考えているか。
●担当者 統合初年度には加配が都から2名配置されるので、その加配された教員を活用しながら組織的に対応していきたい。

質疑終結後、賛成の立場から、様々な課題がまだまだ解決されないまま、一番は子どもたちの心の問題を抱えたまま統合される。そして、クラスの荒れ、子どもたちのいじめの問題なども想定され、通常の持ち上がりで変わっていく子どもたちの抱える問題とは質の異なる状況があると思う。そして、本請願では、特にこの地域で12学級同士の学校が統合されることで、様々な地域からの疑問の声も、まだ1学年2学級であれば統合しなくてもいいという思いはずっとあると思う。そういう中で、統合されていくことに対する思いも、地域でも、また、子どもたちも、保護者の中にも、くすぶったままの統合になっていくことを大変危惧する。そしてまた、直近になってもう少し丁寧に時間をかけて進めてほしいという声も聞き、不安はそのまま新しい学校に持ち越されて、新たな課題になっていくと思う。そういう中で、両校とも現状の児童数で各学年2クラス以上を維持して統合すれば教室の増設が必要になるような、さらに今後も増えていく可能性もある現状で、もう一つの課題として、学童保育クラブなども大変大規模な施設になり、新しい集団に入る負担が増す中で、さらに子どもたちが放課後、大規模な学童保育クラブで過ごさなければならないことも、指摘の一つで、不登校、いじめなど、子どもたちにさらに負担をプラスすることになると思う。以上のような観点から、本請願を採択すべきと考え、賛成するとの賛成討論がありました。

会議録

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