本文へ移動

現在位置 :トップページ請願 › 子どもたちと保護者の声を聴いてください!南成瀬小と南第二小をそのまま存続することを求める請願

子どもたちと保護者の声を聴いてください!南成瀬小と南第二小をそのまま存続することを求める請願

請願第1号(令和07年) 子どもたちと保護者の声を聴いてください!南成瀬小と南第二小をそのまま存続することを求める請願

請願番号
請願第1号
(令和07年)
受理日
令和7年2月18日
付託委員会
文教社会常任委員会
委員会付託日
令和7年3月5日
審査結果
不採択すべきもの
委員会審査日
令和7年3月7日
議決結果
不採択
議決年月日
令和7年3月27日

請願の本文

委員会審査の様子

※審査の様子は町田市議会の公式記録ではありません。公式には、会議録が公開され次第「会議録」のページからご覧いただけます。

請願者より意見陳述として、「請願項目1 子どもたちと保護者の声を聴いてください。」「請願項目2 南成瀬小と南第二小をそのまま存続することを求めます。」について、陳述がありました。

●委員 アンケートを一つ一つ読んで、どれも大事な意見ではあるが、特に印象に残っている意見などあれば聞きたい。
●請願者 ほとんどの保護者が通学の心配を書いている。子どもたちの心と体への負担の大きさも保護者は心配している。
●委員 南成瀬小や南第二小学校の先生からも、もし何か意見など聞いていれば、聞きたい。
●請願者 学校の先生は、バスのことを心配していた。学校からバス停までかなりある。そのバス停まで付き添って歩くのがどれだけできるかどうか。その対策である。バス通学を簡単に言うが、安全に子どもを守るには先生の負担が相当かかる。学校には子どもたちもいて、いろんな仕事も待っているが、バスを使って通う子どもたちの安全のために時間をどれだけ割くことになるか。先生たちが大変だとニュースなどでも紹介されている。それだけ大変な先生たちに新たな負担をかけることになる。それから、先生は、あそこに信号機があったらとも言っていた。そのための手だてもつくってもらいたい。

願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目の願意に沿うことはできないものと考えている。とのことでした。

●委員 子どもたちの声を吸い上げたところが校歌、校章をつくるときと説明があったが、そこは、子どもたちにとっては、新しい学校ができる、2つの学校が統合されることを前提にした取組で、子どもたちは、求められれば、それに一生懸命前向きに応えようとする思いと同時に、その裏にある、具体的な不安の思いとか心配や、嫌だという思いを発する場が与えられたのか。
●担当者 出張授業を行っている場での自由な発言を求めているところもあれば、ふだん学校での授業の中でも、学校にそういった声が相談できる体制が整っているところである。今年度実施している事業の中などでも、自由な、率直な思いは聞いていると認識をしている。ただ、内容によってその範囲や対応方法は異なってくると考えており、適宜、新たな学校づくりの過程の中で反映をしていきたい。このような取組を通じて、子どもたちに寄り添い、子どもたちからの意見をしっかりと受け止めていくことが重要だと認識をしており、しっかりと今年度の取組などを踏まえながら、引き続き展開していきたい。
●委員 町田市では先駆けてユニセフ「日本型子どもにやさしいまち(CFC)モデル構成要素10項目及びチェックリスト」を設けている。このユニセフのチェックリストは各部に共有されていると思うが、今回の統廃合を進めるに当たって、このチェックリストは実施されているか。
●担当者 ユニセフのチェックリストは、2021年度ぐらいから庁内では活用し出しており、これは2021年5月にできた計画なので、そのときに、突き合わせてはいない。ただ、その中にある子どもの意見表明権などについては、最初からきちんと聞いていかなければならないので、2040年を見据えた、この是非については聞かないが、それ以外の学校のことについては子どもたちの意見を聞いており、今現在でも子どもたちの考えていることについて、いろいろ相談事があれば聞くような形で、体制を整えている。
●委員 スクールバスについて、第1期の南成瀬・本町田地区はスクールバスの検討がされないと答弁があった。新たに都市づくり部を中心にスクールバスプロジェクトチームが動き出していると本会議では答弁があったが、新たに行う第2期以降だけでなく、この地域も一緒に検討していくべきだが、どうか。
●担当者 第1期の地区については、基本計画を策定する中で整理をした。第2期の取組について、今進めているPTでの検討結果を踏まえながら、市内全域における統合時の交通手段の在り方も検討していきたい。

質疑終結後、賛成の立場から、1月中旬に取られたアンケートで、もう直前に統廃合が迫っている成瀬小学校がスタートする、その直前に子どもたち、保護者から寄せられた声という、このアンケートは大変重いものだと思う。そして、アンケートの声の一人一人の重みは町田市の教育委員会がこれまで取り組んできた事業の中で聞いてきた声とは、質も違うし、本当に重たいものと思う。そういう声を十分聞いてこなかった。改めて、子どもたちの苦しみや困難を具体的に吸い上げてこないまま今の計画が進められ、4月から新たにスタートする成瀬小学校に、こうした気持ちを抱いたまま子どもたちが通うことになる。保護者に通学路の不安を答えてもらったが、解消できない様々な問題があると思った。路線バスで通える子どもたちもいるが、通学路の大変長い距離を、保護者は間に合わなければ自家用車で送る可能性も出てくる。そういうのが本当に困難な地理的な問題もあり、それを改善するような対策も必要と思い、そういったことが十分検討されてこないまま、具体的な様々な声、問題点、課題が十分改善、解決されないまま4月にスタートすることを、多くの方は心配し、そのまま南成瀬小学校、南第二小学校を存続することを求めるのも、この請願の中で、アンケートを取ってみて、改めて出された項目だと思う。よって、この請願は採択すべきと考え、賛成するとの賛成討論がありました。

次に、賛成の立場から、今回の請願のアンケートで得られた不安の声と市が把握している不安の声に大きな乖離があることが分かった。また、町田市はユニセフの子どもにやさしいまちではあるが、そのユニセフのチェックリストも実施していないことが明らかになり、改めて、町田市は本当に子どもに優しい町なのか問われる状況になった。ついては、この請願を採択すべきだと考え、賛成するとの賛成討論がありました。

会議録

会議録は掲載されていません。
Copyright(c) 2004- 町田市議会公式サイト Machida City. All Rights Reserved.