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町田市公立小中学校図書館学校司書配置を求める請願 →採択された請願について市長から処理経過及び結果報告がありました。(令和5年11月29日)

請願第12号(令和05年) 町田市公立小中学校図書館学校司書配置を求める請願
→採択された請願について市長から処理経過及び結果報告がありました。(令和5年11月29日)

請願番号
請願第12号
(令和05年)
受理日
令和5年8月28日
付託委員会
文教社会常任委員会
委員会付託日
令和5年9月8日
審査結果
採択すべきもの
委員会審査日
令和5年9月13日
議決結果
採択
議決年月日
令和5年9月29日

請願の本文

委員会審査の様子

※審査の様子は町田市議会の公式記録ではありません。公式には、会議録が公開され次第「会議録」のページからご覧いただけます。

請願者の意見陳述として、「請願項目 学校司書配置の地方交付税を有効に使い、速やかに公募による学校司書を配置してください。」について、陳述がありました。

●委員 司書教諭では駄目で、学校司書がいることによって学校図書館に、何か違いが生まれるのか、具体的にはどのようなことがあるのか。
●請願者 学校司書がいることによって学校図書館から発信ができる。ボランティアでは、これは難しいと思う。学校司書がいたら、恐らく、どこの学校司書がいるところも、その司書は、必ず図書館だよりをつくる。なぜなら図書館だより、あるいは掲示を多く貼ることによって、今まで学校図書館に目を向けなかった子どもたちに何とか学校図書館に来てもらおうと努力するからである。一番大きいのは、学校司書が正式に入っているところでは、授業での学校図書館の活用が非常に活発になるということである。授業で使うということになると、これは非常に専門性を必要とし、あるいは情報のネットワークが必要である。学校司書をしている人たちは単に学校司書をしているだけではなく、いろいろなところの子どもの本について研究している、あるいは情報発信をしている団体に所属して、勉強し、研修を積んでいる。様々な学校で実践を積んでいる学校司書の情報が、とても重要である。このネットワークを持っているかどうかというのも学校司書の仕事に大きく関わってくる。様々な会が、研修会や学校司書のための勉強会を催しているが、無料というところはなく、交通費をかけて都心まで出向かなくてはいけないとか、参加費を払わなくてはいけないという中で、ボランティアの方にそれだけのお金を払って、「自己研さんをしなさい」とはとても言えない。これは、やはり それなりの待遇で、学校司書という仕事が自分の仕事であると認識して、一生懸命やっている方でないと自己研さんに臨むことはできないと思う。

願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目の願意に沿うことはできないものと考えている。とのことでした。

●委員 国のほうで、学校司書に対する研修というのにかなり予算をつけてきているところがあるので、それが学校司書ではなく、有償ボランティアに当てはまるのかどうかというところはあるが、やはり研修をどちらにしても充実をしていってもらいたいと思うが、どうか。
●担当者 やはり学校間の格差といったところは少しでも縮まっていくように、研修を充実させていきたいと考えている。
●委員 学校間の格差をなくしていきたいという話はあったが、ほかの自治体の学校に通う子どもたちとの格差もあると思う。小学校、中学校それぞれ1校専任でやっている自治体も、たくさんある。その中で、町田だけが有償ボランティアでやっているということについての見解を聞きたい。
●担当者 つけられるのであれば全校につけていきたい思いはある。ただ、学校教育全体の中でどう見ていくかということで、例えば、学校図書に関して確かに町田市は弱い部分があるかもしれないが、それ以外に町田市独自で学校の支援をしているところもある。例えば、特別教育の支援員を市単費でつけるなど、そういったものも基準財政需要額の中に入っている。校長会からの要望の中で、喫緊の課題として、子どもたちを見る支援員の要望というのは毎年のように強く出ているところである。町田市としては、これは逆に他市にも負けないようにつけているような状況であるので、教育全体の中でバランスを取っていきたいと考えている。

会議録

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