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芹ヶ谷公園“芸術の杜”パークミュージアム推進事業について(仮称)公園案内棟/喫茶/工房・アート体験棟について協議する場を求める請願

請願第10号(令和05年) 芹ヶ谷公園“芸術の杜”パークミュージアム推進事業について(仮称)公園案内棟/喫茶/工房・アート体験棟について協議する場を求める請願

請願番号
請願第10号
(令和05年)
受理日
令和5年6月5日
付託委員会
文教社会常任委員会
委員会付託日
令和5年6月15日
審査結果
採択すべきもの
委員会審査日
令和5年6月16日
議決結果
不採択
議決年月日
令和5年6月28日

請願の本文

委員会審査の様子

※審査の様子は町田市議会の公式記録ではありません。公式には、会議録が公開され次第「会議録」のページからご覧いただけます。

請願者の意見陳述として、「請願項目1 町田市主催で協議会等、話し合いの場を設けてください。請願項目2 具体的には、@興味のある人ならだれでも参加可能A対話の積み重ねと施設内容への反映ができる定期開催の協議会B協議会の際は専門家(設計者含む)、ファシリテーターも同席C決定プロセスがいつでも確認できるように議事録は公開@からCを満たす協議会の設置を要望します。」について、陳述がありました。

●委員 興味のある人なら誰でも参加可能、市主催の協議会等ともあるが、定期開催の協議会ということであったら、固定したメンバーで任期を決めてというような形かと思うが、詳しく説明してほしい。
●請願者 誰でもと言っても、恐らくは毎回100人も200人も来てしまうものではなく、ある程度メンバーというのは絞られてきて、あくまで排除しないという意味での誰でも参加可能ということである。定期開催ということに関しては、1回きりではなく、積み上げていく。1回、反省点だとか改善点が出たら、またそれを基(もと)に、次の回、次の回というふうによいものをつくり上げていく、対立ではなくてお互い一緒に協力してやっていくという形と思っている。

願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目の願意に沿うことはできないものと考えている。とのことでした。

●委員 町田荘跡地の斜面地について、随分前から地元から安全対策の要望が出ていたと思う。そこをしっかり対応したのか。工房利用者からの要望もあったかと思う。そこは、どう対応したのか。
●担当者 地元住民、特に町田荘跡地の上に住まいがある芝好園自治会の方々からは、土砂災害警戒区域に指定をされているので、安全対策に対するご意見というのが多くあった。今回計画に当たり、この建物をただ建てるのではなく、建設敷地の内側はもちろんのこと、建設敷地の周囲、これも含めた土砂災害警戒区域、いわゆるレッドゾーンとかイエローゾーンになるが、そういったものの解除を見据えた安全対策ができるように対応している。工房利用者から出されたものとしては、制作する上で動線が大切なことであるという意見をもらっているので、そのため、制作の動線に配慮して、版画工房を大きな空間とすることや、より快適に版画制作ができるようにということで設計している。
●委員 要望を取り入れたものに、どのようなことがあったのか。
●担当者 例えば、もともと、もみじ園の上に橋を造る予定で、これは音楽座がある辺りからのバリアフリーのルートだったが、自然を大切にしてほしいといった要望もあり、計画を取りやめているというところがある。また、地域の方から自転車も乗れるエレベーターを整備してほしいといった声もあり、2つの美術館を接続するエレベーター、それとは別に新たに公園内に高低差を解消するエレベーターを造っている。また、樹木を大切にしてほしいといった声もあり、当初国際工芸美術館について500本の木というような話もしていたが、少しでも樹木を大事にするというところで、今工事の積算とすると350本ほどの樹木の伐採というところで考えている。ここについても、建物の周囲に補植をしながらできるだけ緑を残していく、これは地元の方からも、市民の方からも言われているところで、そういったところを今まで変更しながらやってきた。

質疑終結後、まず、賛成の立場から
今回の請願の内容が、とにかく色々な方で話し合う場をつくりたい、請願者に質疑させてもらったところで、施設の内容への反映ができるようにというところも、皆さんが全てを反映させるのは無理ということは承知の上で、できる範囲で反映できるような場をということだった。行政報告も伺い、その前に願意の実現性、妥当性のところでも、これまでの結果を説明して、一生懸命いろいろな団体から、関係する諸団体から話を聞いて、意見を反映させているところは承知しているところだが、やはり皆さんの思う関係者と、あと市民の皆さんが思う関係者というところに、やはり市民の方々は、もっと広いところを関係者として恐らく見てほしいというか、様々な方から、興味のある人を関係者として見てほしいという思いが、この請願に詰まっていると思った。どの程度の頻度で行うか、どのような内容を扱うかは、まず整理が必要かと思うが、ぜひ前向きにこの計画を進めていくというところ、建設後に、オープンした後にもつながっていけるようなそういう協議会的な会議体の輪をつくっていくことができれば、様々なことがあったが、
やはり今後につなげていく、そういうわくわくするような新しいことを考えていったり、そういう場にできるようなものを設置していただきたいということを請願者の話を聞いて感じたところである。以上の理由から、今回、請願第10号に賛成をするとの賛成討論がありました。

次に、賛成の立場から
これまでも、市民の声を反映させてまちづくりを進めるべきだということを主張している。やはり、計画を進めるに当たって、利用者の方、近隣の方、様々な思いを持っている方としっかりと話合いをして、みんなでつくっていくことが何より大切だと思う。よって、請願第10号に賛成をするとの賛成討論がありました。

次に、賛成の立場から
請願者に、やはりこの公園をもっと魅力的なものに、魅力向上のためにも継続的な市民参画が必要だというところを、たくさん語ってもらった。市も、質疑の中であったが、実際にそういった市民参画でやっているところもある。そこを広げてもらいたいと思う。説明会の中では、必ずしもこの事業に、計画に反対ではないという意見の方も、皆さんのその場で出たたくさんの意見を聞き、そもそもの基本的な計画に対する意見が多いと感想を述べられていたそうで、(仮称)案内棟の説明会の中でも、版画工房を外に出して、一体化計画そのものが、住民合意が得られていないという、そういった原点に戻った協議をやる必要があるということが明らかになった、そういった、説明会の皆さんの感想だったかと思う。以上の理由から、請願第10号に賛成とするとの賛成討論がありました。

会議録

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