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議案の審査状況(議案のカルテ)

第129号議案 町田市立公園条例の一部を改正する条例

議案番号
第129号議案
提出日
平成30年11月29日
付託委員会
建設常任委員会
委員会付託日
平成30年12月11日
委員会審査結果
可決すべきもの
委員会審査日
平成30年12月12日
議決結果
原案可決
議決年月日
平成30年12月21日

議案の概要

町田薬師池公園の整備に伴う公園施設の利用料金の設定及び消費税率の引上げに伴う市内全ての有料公園施設の利用料金の改定等のため、所要の改正をするものです。

委員会審査の様子

●委員 そもそも公共施設の中で消費税の納税義務はあるのか。また、今回、消費税率引き上げに伴って料金を上げる理由は何か。
●担当者 地方自治体の一般会計には消費税を納付する義務はないが、施設を維持するためにかかる委託費等の管理コスト、支払いの部分には消費税を上乗せして10%になる。その消費税増額分を料金額に適正に転嫁しないと、受益者に転嫁すべき消費税値上げ分が税金であるため、住民全体に転嫁する形になってしまう。総務省から出された平成25年10月4日付の文書の中で、「公の施設の使用料については、消費税率引上げに伴い、消費税が円滑かつ適正に転嫁されるよう、使用料の改定に係る条例改正等の措置を講じられたい」という通知を受けているため、これに伴い、消費税率の引き上げと同時に転嫁を行う。
●委員 レストランや体験工房、食材を買ったレシートを見せれば無料になるというような利用者心理をつかむことも集客をふやすためにはとても大事なのではないかと思うがどうか。
●担当者 指定管理者の募集を今予定しているが、経営の視点という評価の中で施設の稼働率が上がるような提案も求めていくことを考えており、実現できるように取り組んでいきたい。
●委員 現在の薬師池公園は、平日、駐車場が無料であり、デイサービスの車に大勢の高齢者の方が乗って散歩を楽しむ姿もよく見かけるが、そういった利用について、減免とかは検討されていないのか。
●担当者 駐車場については、平日も徴収する形で考えている。障がい者の方には免除の規定があるが、減免というところは考えていない。

質疑終結後、反対の立場から、薬師池公園の駐車場については、これまで土日だけだった有料料金を平日まで有料にするというものである。また、体験工房の料金も他の施設と比べると大変高くなっているということで、市民利用もしにくいものだと思う。最初のコンセプトでウェルカムゲートを設け、大勢の人に訪れてもらいたい。市民も来街者の方もということで目的としてつくられているわけであるが、1日ゆったり駐車場料金なども気にせずに過ごしてもらいたいといったコンセプトとは大きく異なるものではないか。2点目に、今回の駐車場料金の改定には消費税増税分が賦課されて値上げになるというものである。そもそも、本来こうした公共施設の消費税分は、納める必要のないものであり、転嫁をするということも市民の負担を考えれば行うべきではないと思う。こうした消費税増税を理由にした施設の利用料をまたこういうところから取っていくという市民負担増の手段であり、やはりこの条例改正には賛成できないとの反対討論がありました。

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