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請願

詳細情報

件名

バス減便と運転手不足の問題解決を求める請願

請願番号

請願第30号 (令和07年) 

受理年月日

令和7年11月28日

付託委員会

付託委員会
建設常任委員会
委員会付託日
令和7年12月10日
委員会審査日
令和7年12月12日
審査結果
不採択すべきもの(賛成少数)

本会議議決結果

議決年月日
令和7年12月23日
議決結果
不採択(賛成少数)

請願の本文

委員会審査の様子

※審査の様子は町田市議会の公式記録ではありません。公式には、会議録が公開され次第「会議録」のページからご覧いただけます。

請願者より意見陳述として、「請願項目1 民営バスを含めたバス事業者に対する財政支援を行うこと、請願項目2 東京都に対し、バス事業者への直接支援を行うよう求めること、請願項目3 バス運転手の安定的な雇用確保につながる取り組みを率先して推進すること」について陳述がありました。

●委員 前に比べてバスの本数が大幅に減っていると話があった。具体的にどのような影響が出ているのか。
●請願者 朝7時から9時までの間、以前は1時間に6本ぐらいあった。これは通勤、通学にとっては大変便利で、ちょっと待てばバスが来る。ところが、今はその時間帯でも30分に1本しかない。昼間は、今までは1時間に4本ぐらいあったが、1本になってしまった。 また、通院の方の声だと、バスに乗り遅れた場合、次のバスまで1時間待たなきゃいけない。そうすると、足の不自由な方なんかがベンチで長いこと待って、やっと来たなと思ったら、今度は、高校生や大学生が乗っていて満員のときもある。そうすると乗れないこともあって、本当に病院に行くには1日がかりと聞く。
●請願者 高校2年生の娘から、登校時間が8時から8時半が集中するということで、その時間帯に9便あったのが、今回6便に減ったことで、乗るバスがぎゅうぎゅうになっている。和光高校は、水曜日に3学年全体が一斉に登下校する。一般の人と和光生でバス停が長蛇の列になって、乗れない住民の方も今いて、ちょっと小競り合いみたいなものもあると。一般の方から和光高校に、乗れなかったとか、タクシー代を払えという苦情も寄せられている。学校としても水曜日は事務の方や先生が、バス停に待機をして、住民の方を優先に誘導しているという話を聞いた。

次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目の願意に沿うことはできないものと考えているとのことでした。

●委員 バス事業者は具体的にどのような支援を市に対して求めているのか。
●担当者 バス運転士の募集をPRしたいと要望を受けてる。市ホームページにおいてバス事業者のホームページのリンクを貼って、バス事業者各社が運転士を募集していることを周知している。また、市から、毎年9月に実施しているバスの日イベントに合わせ、バス運転士の魅力や仕事のやりがいをPRしてはどうかと、バス事業者に提案しており、9月15日号の「広報まちだ」で、神奈川中央交通株式会社の職員に協力いただき、路線バス事業の現状、やりがいなどをインタビューして、その結果を記事にしている。
●委員 事業者からも財政支援だけで運転手確保にはつながらないとお話もあったようだが、そのとおりだと思う。町田市民につながる支援の在り方をきちんと考えていく中で、具体的な支援策として今どう考えて、どういうことを進めているのか。
●担当者 バス運転士に家賃補助などの財政支援を実施しても、財政支援を受けた運転士がどのくらいの割合で町田市内を走るかとか、横浜市とか葛飾区では補助金を事業者にお支払いするようなスキームになっているので、財政支援の効果をしっかりはかっていくのは難しいと考えている。例えば、神奈川中央交通の路線バスが運行しているほかの自治体と連携して応分の負担をする調整が必要になってくるのではないかと思っている。その中で、補助を仮に実施する場合は、国、東京都、関係する自治体の動向も踏まえながら検討してまいりたいと思っている。
●委員 バス再編や、実態に合わせて事業者との意見交換、将来を見据えた形での事業者との検討を行うなど、市はどのように考えているのか。
●担当者 バス運転士が増えない中で、今運行できるバスをどうやって効率的に運行していくのかは非常に重要な視点だと考えている。その中で、バス路線の再編についても検討していかなければならないと思っていて、現在策定中の(仮称)町田市地域公共交通計画の中でバス路線網の再編についても検討していきたいと考えている。
●委員 東京都に対して、町田市として積極的に支援を要請していくことは、1つの役割を果たしていくことにつながるのではないかと思うが、どうか。
●担当者 今の時点ではお金の話ではなく、そもそもバス運転士に応募する人が少ない。そういうところを広く周知していくことが大事だと考えている。

質疑終結後、まず、賛成の立場から、町田市民にとってバス交通は極めて重要な公共交通であり、請願者が述べているように、バス運転手は必要不可欠な労働者である。身近な路線バスの本数が年々減少し、市民の日常生活や鉄道利用者にも影響が出るなど、バス路線の確保と充実のためには、バス運転手の確保は急務であると考える。バス労働者の賃金引上げなど、国による改善を強く求めるとともに、バス事業者への東京都の財政支援と、町田市としても先進市に学んでできることからバス事業者と協議をして支援を行うことが、地域住民が安心して暮らせるまちづくりになると考える。以上の理由で、請願第30号に賛成するとの賛成討論がありました。
次に、賛成の立場から、請願事項の個別の部分に関して、なかなか実現が難しいところはあるかもしれないが、趣旨に記載されていることは方向性として目指すべきものであると考え、賛成するとの賛成討論がありました。

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