誰もが安心して通える学校にするために教職員が信頼して相談し支え合って子どもの気持ちに寄り添うことを求める請願
請願第25号 (令和07年)
令和7年11月26日
※審査の様子は町田市議会の公式記録ではありません。公式には、会議録が公開され次第「会議録」のページからご覧いただけます。
請願者より意見陳述として、「請願項目1、誰もが安心して通える学校にするために、次の2点の実施を求めます。@教職員がお互いに信頼して相談し、支え合って、ありのままの子どもの気持ちを理解し、子どもに寄り添って一緒に考える姿勢で、子どもと対話できる環境をつくることAそのために、すべての教職員どうしが本音で子どもに関する意見を交換できる環境をつくること請願項目2、子どもたちが温かい人間関係を体験できるように、保護者や地域住民が学校の教育活動に協力できる機会を、可能な限り増やすことを求めます。」について、陳述がありました。
●委員 学校をみんなでつくっていきたいという請願者の思いに至るまでには、周りの方からどのような意見が寄せられたのか。
●請願者 かつての本町田小学校の校長先生がかなり頑張っていたという話を何回も聞くことができた。また、保護者の方からも、学校がすごく家庭的な雰囲気だったと聞いている。大阪の小学校の話で知ることができたが、学校が大変だったので、地域の町内会全てに教育ボランティアを募集する回覧を回してもらい、教育ボランティアを各クラスに1人ずつ配置できるくらい集めて、教室を飛び出してしまった子どもたちには、そのボランティアの人がついて危ないことがないようにするということを努めてきたという話を聞いた。とにかく今の中でもできることはあるのではないかと思い、今回の請願書をまとめた。
●委員 実現が難しいと感じたから請願を出されたと想像しているが、課題があれば聞きたい。
●請願者 新たな学校づくり推進計画が発表されてから、教育についてすごく考えるようになった。その中で一番問題だと思ったのは、職員会議は、かつては様々意見交換をする場所だったのが、今は校長が決めたことを伝達する場になっている。先生一人一人が本音で子どもたちについて話し合える雰囲気が今の学校にあるのか。やはり子どもの命を守る、自殺をさせないというためには、子どもが信頼して相談できる、そういう関係が先生ともできていないといけないし、地域の人との間でもできていればいい。そういう関係が必要だと思う。職員会議というのは、率直に本音で話し合える場にしてもらいたいと思ったのが一番の動機である。
次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は、請願項目の願意に沿うことはできないものと考えているとのことでした。
●委員 請願者が求めた、教職員が信頼し合い子どもの理解を深めながら、いじめや不登校をなくしていく、そういう方向を目指して教育委員会としても努力していると思うが、願意に沿えないという理由を聞かせてほしい。
●担当者 既に努力しており、これからも継続して努力していく、これから新たな課題が出たら、当然対応していく。この請願を受けて、このとおりにするという願意の実現性はない。
●委員 学校の風土のようなところにつながると思うが、定量的に何か確認する方法はあるか。
●担当者 学校評価を実施しており、その中で、保護者、子どもたち、そして教員の自己評価も含め、学校の風土を把握している。
●委員 子どもについて、hyper-QUで定量的な評価をしていると思うが、いじめに直接関係しなくても、そのクラスがどのような状態か もhyper-QUからは読み取れると思うが、どうか。
●担当者 hyper-QUについても、小学校5年生、中学校2年生で実施しており、それぞれの学年の中でどういった学級の雰囲気があるかについては、数値的に、視覚的に確認を取って、その改善策をそれぞれの学校で図っている。
●委員 hyper-QUの結果などは職員会議で共有されて、組織的な支援体制に役立てられている認識でいいか。
●担当者 職員会議という場だけではなく、特別に子どもたちの状況について全校で、把握できるような会議を開いており、その中で確実に把握できるような体制は整えている。
●委員 子どもたちの変わった行動や、異変など、会議でしっかりと共有がされている、教員から学校長、副校長にしっかりと伝える場があるという認識でいいか。
●担当者 職員会議とは別に確実にそういった情報は共有されるようなシステムになっている。
質疑終結後、賛成の立場から、請願で求められている内容は、現場で本当にこういう学校にしたい、子どもたちに寄り添いたいと思いながら、日々努力をしてもらっている先生たちはじめ、地域の皆さんの願いでもある。まだまだ教育委員会としてもやらなければならない活動、具体的には、スクールカウンセラーの増員とか様々、今やっている内容をさらに充実していくことが求められていると思うとすれば、この請願は十分願意に沿うものであり、採択されるべきと考えるとの賛成討論がありました。