町田市個人番号及び特定個人情報の利用等に関する条例の一部を改正する条例
第114号議案
令和5年11月29日
●委員 町田市民のマイナカードの取得率が7割ということで非常に高いと思うが、この7割の方のうち、どのくらいの方が公金の受け取り口座をひもづけているか教えていただきたい。
●担当者 カードの分母は交付の件数になることと、町田市独自の数字が取れないので、全国の数字であると前提して、デジタル庁のほうで公表している数字についてご説明する。まず、公金受け取り口座の登録率は、全国で、11月26日の時点で64.5%である。それから、健康保険証利用の登録率に関しては、同じく11月26日時点で73.9%となっている。
●委員 今回、戸籍情報、それから口座の情報、また医療保険の情報などがあるが、管理や個人情報の保護という点で、市に求められる課題はどういうものがあるか。
●担当者 特にマイナンバーに関する情報は、厳格に取り扱うべきものである。このため、例えば、最も身近なところで、マイナンバーを取り扱う事務の業務手順を一人一人の従事者が徹底することであるとか、従事者に定期的に教育を行っていくとか、そういった措置をきちんとしていくことが必要だと考えている。
質疑終結後、反対の立場から、
マイナンバーに子どもの医療費助成等に関する特定個人情報などが追加されることにより、個人の情報の漏えいなどが新たにリスクとして増えていくということになる。また、市民の中にもこうしたことに対する不安がある。以上の理由で第114号議案に対して反対する。
との反対討論がありました。