令和3年度(2021年度)町田市一般会計補正予算(第2号)
第48号議案
令和3年6月7日
総務常任委員会
■総務部・会計課
担当者の説明を了としました。
■財務部
担当者の説明をおおむね了としました。
健康福祉常任委員会
■保健所
●委員 高齢者肺炎球菌ワクチン接種事業において、新型コロナウイルスワクチン接種との関係で、補助の実施は10月1日からだと思うが、同じワクチン接種の中で、情報とか周知の仕方によっては、特に高齢者だから混乱する可能性もある。また、自治体によっては新型コロナウイルスワクチンの接種と、この肺炎球菌ワクチンの接種は2週間以上空けることと周知しているところもあるが、新型コロナウイルスワクチンとの関係をどう整理されているのか。
●担当者 新型コロナウイルス ワクチンと高齢者肺炎球菌ワクチンは同時接種ができないというところで、ワクチンの間隔を必ず13日以上空けるなど、コロナウイルスワクチンとの受け方は、個別通知のお知らせなどにも入れて周知する予定である。
●委員 接種件数 見込みが5543件となっているが、この算出根拠を知りたい。あと、自己負担額は1500円から2500円という幅があるが、どういう具合なのか。
●担当者 まず、想定の接種件数の根拠については、東京都の高齢者肺炎球菌ワクチン定期接種補助事業予算額から町田市民分を案分して算出している。具体的には、東京都が見込んだ都全体の接種件数14万8400件、予算額としては3億7100万円というところで、町田市と東京都の高齢者人口比が3.7%となるので、それを掛けて5543件と見込んでいる。自己負担額1500円から2500円については医療機関によって料金が違うというところで、記載している。メーカーによって卸す料金が異なるということで、6500円引いた分の自己負担してもらう料金が変わってくる。
文教社会常任委員会
■市民部
担当者の説明を了としました。
■子ども生活部
担当者の説明を了としました。
■学校教育部
●委員 新たな学校づくりの推進事業について、今年度から基本計画に着手する3地区があると思うが、例えば本町田地区で、2021年度、今年、検討着手が始まり、統合年度が2025年度、2028年度となっている。この学区域で中学校に行くと、薬師中学校、金井中学校の地域になると思うが、そのまま持ち上がっていった場合に、毎年のように小学校が変わったり、中学校が変わったりと、学校が毎年のように変わるケースがあるのではないかと思うが、どう考えているか。
●担当者 統合年度に新入学する子どもに関しては、統合先の学校に入学することになると思うが、既に在学している子どもに対しては、教育的配慮という観点から新しい学校に移る、もしくは在籍校に残るという選択肢は当然あってもよいものだと考えている。そのほかの教育的配慮については、今、統合を実際に経験している自治体から、実際にどのような配慮をしているかという調査をしており、いろんな手法を考えながら、適切な教育的配慮というものをしていきたいと考えている。
■生涯学習部
●委員 国や都からデジタルデバイド解消事業として様々給付金が出ていると思うが、それらの活用について検討はしたのか。
●担当者 助成金について、主に国や都の実施する事業は高齢者向けのものがほとんどを占めている。生涯学習部については、それに特化せず、全世代を対象に手広く事業として網羅していくという観点から、市財の中で幅広いところでの事業を展開していくということで、今回の上程となった。
質疑終結後、反対の立場から、新たな学校づくり推進事業については、統廃合ありきの推進計画策定であり、住民の声を反映させた民主的な検討とは言えない。子どもたちと住民の声を反映させ、統廃合の是非を含めて検討すべきだと考える。以上の理由で反対とするとの反対討論がありました。