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議案の概要・議決結果

詳細情報

議案名

町田市立公園条例の一部を改正する条例

議案番号

第120号議案

提出日

令和元年11月29日

付託委員会

付託委員会
建設常任委員会
審査日
令和元年12月12日
審査結果
可決すべきもの(賛成多数)

議決結果

議決日
令和元年12月23日
議決結果
原案可決(賛成多数)

議案の概要

委員会審査の様子

●委員 受益者負担の適正化で団体利用の枠を外すということだが、50円とか20円とか安くなっていることが適正ではないという判断なのか。
●担当者 開園当初、多くの方に来ていただいて収益も含めて団体割引を設定したところであるが、この団体割引についても、入園者の確保が開園以来できつつあることと、こうした状況のことを踏まえながら受益者負担の適正化に関する公平性、均衡性の観点から廃止するものである。
●委員 1人でも多くの人に来てほしいのであれば、入園料を高くする理屈にはならないと思う。ただ、受益者負担の適正化の部分の方向性で考えた場合に、今の団体が結構多く来ているという部分で、単体の料金で来てもらったほうが収益としては上がるという理解でよいのか。
●担当者 そういった趣旨も含めておこなっているところであるが、開花の時期に大きく影響されることから、団体料金を今回廃止することによって、受益者負担率を若干上げたとしても大きな影響はないという判断の中でおこなっている。
●委員 例えば集客を上げる中で収入をふやしていくことも1つの視点であり、それによって受益者負担率の回収をきちんとできることもあるわけで、そういう意味での工夫をしていく余地があるのか。
●担当者 ランニングコストの圧縮といった視点でも当然考えていかなければいけないと思っており、そういった視点で今後事業を進めていければと思っている。

質疑終結後、反対の立場から、団体利用をなくすということだが、市民の皆さんが毎年楽しみにしているぼたん園、市民の中には少しでも安くという方もいて、団体を組んで、みんなで楽しもうという方も大勢いると思う。そうした中で、今回、団体料金をなくすことは、そういう楽しみにしている市民の中で、来られなくなるとまではいかないかもしれないが、回数が減ったりという状況が生まれてくるのではないか。そうしたぼたん園の魅力を、今、四季彩の杜という形でさらに拡大していく役割はあると思うが、やはり市内で楽しみにしている皆さんも、また、外から来られる皆さんも、こうした団体で楽しむという楽しみ方を保障する上で、団体の枠はしっかりと守るべきだと思い、反対するとの反対討論がありました。
次に、賛成の立場から、今回の団体割引の廃止については、受益者負担の適正化の一辺倒でやるべき話ではないと判断している。今後、薬師池公園の整備が進み、一体として、四季彩の杜として考えなければいけない場合に、どれだけの価値をこのぼたん園に発揮できるかというところが、まさに入園料の金額の部分の決め手になるかと思う。そういった意味で、これからも継続的に、ここの入園料の部分については総合的に見た形で判断をしてほしい、そういった検証をしてほしいという意見を申し添えて、賛成するとの賛成討論がありました。
次に、賛成の立場から、四季彩の杜ができることで相乗効果的な入場者の増加という、入場料収入も期待ができると思うわけであるが、一方で、このぼたん園にしても、質の維持が非常に難しくなってきているという状況も聞き及んでいる。そういう意味では、運営方法の見直しも含めて検討すべきということを申し添えて、賛成するとの賛成討論がありました。

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