町田市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例
第74号議案
令和元年8月28日
●委員 名称の決定については、地区連絡会の中で全く意見がなかったものを市で最終的に決定しており、賛同を得られていない状況である。そのような地域の思いを受け止めて、今後どのような対応を考えているか。
●担当者 残念ながら町田市バイオエネルギーセンターという名称には賛同いただけなかったが、その一方で、さまざまな意見、考えを持っていることも伺った。地域の思いを受けとめるために、少し別の形ではあるが、施設の愛称について話をしたいと考えている。
●委員 近隣の小中学生や住んでいる方々、身近に感じている人たちがきちんと理解することに取り組んでほしい。愛称をつけるといっても、この名前の意義がきちんと理解できるような施策を展開してほしいと思うがどうか。
●担当者 施設のそばにいる方たちがこの施設はあっていい施設なんだという価値を感じていただくために丁寧にやっていかなければならない。
質疑終結後、反対の立場から、地域の皆さんのさまざまな思いがあることも聞いており、また、何より、町田リサイクル文化センターという名称がこれまで積み上げてきた歴史、特に町田市民の中でこのリサイクル文化を広め、拡充してきたという歴史を本当に理念として残すのであれば、この名称を継続していってもいいと思う。少なくともまだまだ合意も得られていない中では、まだ2年4カ月という超えない範囲ということで日にちもある。十分検討する、また、地域の皆さんに理解いただく時間もまだあると考え、反対するとの反対討論がありました。
次に、賛成の立場から、今回、地域としては、施設の新しい名称に関して、賛成する人は協議会の中でも一人もいない。しかし、地域の思いとしてその名称にこだわるか、それとも市と積み上げてきた最終的な後世に残る協定、よりよい施設であり、地域から信頼される施設であり、そして忠生地域・バリューアッププランも含めて、そこのところをしっかりと後世に残す、そこに重きを置いて、今回の名称も地域としては認めたわけである。そういう意味で、その思いを改めて、その協定に重きを置きながら、そして、忠生地域・バリューアッププランを初めとする地域と約束したことをしっかりと積み上げていくことをお願いしたいと思う。ただ、地域としてもやはり名称に関しては思い入れがある。さまざまな背景から思い入れがある。愛称に関しては、そうした協定の意義やまちづくりの意味など地域の思いをしっかり受けとめて、これから、その時期については地域としっかり合意ができたときにそうした愛称を決めてもらうことを条件に賛成するとの賛成討論がありました。
次に、賛成の立場から、都市施設といういろいろな尺度ではかれる施設に、このバイオエネルギーセンターという名称をつけることについて、それは新しい価値を生み出していこうと、そういう思いで、質疑の中では厳しいことを言ったが、地域の中にあって、そういう評価をされてきただけに、付加価値の高い施設にしていこうと。ただ一方で、そういったことについて理解がまだ得られていない。それはやはり、行政側の地域への取り組みの施策であったり、あるいはこれから進めていくべき点がさまざまな要素としてあるのだろうと思う。したがって、まちづくりであったり、地域住民の理解であったり、そういったことに生かされる、そういったことを地域とともにきちんと、この名前にふさわしい取り組みをしていくことを要望して、賛成するとの賛成討論がありました。