町田薬師池公園四季彩の杜ウェルカムゲート整備工事(その2)請負契約
第28号議案
平成31年2月20日
●委員 工事の発注をするときには豪雨災害に対して、徹底した工事の指導をされているのか。
●担当者 階段があったり、擁壁があったりということで、防災に対して、設計のほうもきちんと安全な形で行っている。施工する際にも業者のほうで安全対策をして事故のないように指導していく。
●委員 この薬師池公園西園については、これまでの姿を残してほしいという請願も前に出されていたと思うが、緑地保全や生き物共生の考え方については配慮されているのか。
●担当者 緑地、景観を極力残すような形で計画をしており、植栽も実際にふえているため、そういった観点で、整備をしている。
●委員 この整備について、地元から何か声があって、対応したことはあるのか。
●担当者 地元からは、渋滞を心配する声がある。それに対しては駐車場に入る導入レーンを設けるとともに、バスがとまると渋滞を誘発するため、上下線にバスが退避でき、道路を塞がないような形でバスベイをつくるといった対応をする。
●委員 今回の工事案件については、これだけの大規模な駐車場もあわせて、散策路、植栽等も含めて条件つきの一般競争入札ということであるが、改めて何者参加をして、積算も含めて、契約金額の妥当性について伺う。
●担当者 本件については、一般競争入札とし、要件としては、1つ目が町田市内に本店があること、2つ目が参加資格として一般土木工事で登録をされていること等の条件をつけた。その結果としては、最初は6者参加したが、1者辞退で5者が応札し、そのうちの3者でくじ引きとなった。3者については、予定価格の90%での応札であり、最低制限価格の範囲の中にあったことから適正な価格であると判断している。また積算については、積算基準に基づいて積算しているため、妥当性があると考えている。
質疑終結後、反対の立場から、町田薬師池公園四季彩の杜西園の工事であるが、市民は美しい景観を残し、緑や自然、生物多様性など景観を残してほしいという声も請願として提出され、採択もされている、そういう場所である。その中で、にぎわいを生む施設ではなく、やはり自然の施設として、そういった雰囲気もということで、今回いろいろ配慮はされているとは思うが、そこで観光の拠点としての集客を優先的に進められる契約ということで反対するとの反対討論がありました。