町田市立学校適正規模・適正配置等審議会条例
第24号議案
平成31年2月20日
●委員 統廃合により、その地域の学校が無くなる、また、子どもにとっては環境が変わるなどの影響について、どう考えているか。
●担当者 仮に統廃合の方向性が出された場合は、事前の交流を行う事や、教職員は同じ人を必ず残すなどの先進事例を参考にしながら、適切に対処することが必要だと考えている。
●委員 仮に統廃合となった場合は、ということだが、この審議会の答申として具体的に統廃合の学校を出していくという認識でよいか。
●担当者 今の段階では必ず統廃合がある、又はないということは申し上げられないと考えている。
質疑終結後、反対の立場から質疑の中で、今の段階では統廃合について、あるともないとも言えないということだが、ないというはっきりとした答弁ではなく、具体的にどのようにしていくのかを、適正規模・適正配置ということで、統廃合も選択肢にある中で、学校が統廃合されることによって通学距離が延びる可能性もある。そうすると登下校の安全に不安が増すことや、例えば、発達障がいのある児童生徒への対応が多々求められる中で、小規模校だからこそ安心して学校に通えているという児童生徒にとっては、学校規模が大きくなることがデメリットになる、また、通えなくなる、そういった例も他市の例で聞いている。子どもにとって最適な環境ということだが、統廃合した子どもたちにとっては愛着のある学校を離れざるを得なくなったり、別々の学校に分かれてしまったりすることもある。よって、今回の学校統廃合につながる本条例には反対の意見を述べさせていただくとの反対討論がありました。