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議案の概要・議決結果

詳細情報

議案名

町田市立公園条例の一部を改正する条例

議案番号

第108号議案

提出日

平成24年11月29日

付託委員会

付託委員会
建設常任委員会
審査日
平成24年12月12日
審査結果
可決すべきもの(賛成多数)

議決結果

議決日
平成24年12月21日
議決結果
原案可決(賛成多数)

議案の概要

委員会審査の様子

● 委員 陸上競技場の料金設定について、受益者負担の適正化の考えでやるのか、それとも近隣自治体を参考にして料金を決めるのかの線引きをどう判断しているのか。
● 担当者 受益者負担の基本方針に基づいて試算をしたところ、余りにも高いので、近隣の類似施設の利用料金を参考に設定した。
● 委員 陸上競技場の話でいえば、利用料金が近隣の施設は8,000円であるのに対し、どういう考え方で9,000円になったのか。
● 担当者 1,000円が妥当かというのは、客観的な基準はないが、他市が1,000円単位で金額を設定しているので、他市と比べ客席数や附属施設が充実しているということで、9,000円と考えている。
● 委員 陸上競技場で一括料金だけだと市民が利用しづらいと思う。附帯施設として料金設定をしないのか。
● 担当者 本部室、記録室といった諸室も含めて近隣の類似施設の金額を参考に設定をしているので、附帯施設も含んだ利用料金である。
● 委員 構成する施設の利用料金として入場料無料の場合は9,000円、その他事業に使うときは18万円と1.5倍になっているが、他市と比較してどうなのか。
● 担当者 市内のほかの体育施設の倍率と合わせており、他市の状況については確認をしていない。
● 委員 その他事業の料金が高いと思うが、費用対効果を考えたときにこの金額で取ったら何年ぐらいで回収できるのか。
● 担当者 例えば、コンサートは高額な入場料を取っているので料金が高いと理解していただきたい。また、その他の施設がどのくらいその他の利用をするのかは想定していない。
● 委員 FC町田ゼルビアが全面使用したときの料金と、少年サッカー大会で全面使用した場合の料金はどういう形になるのか。
● 担当者 基本的には同じである。
● 委員 受益者の負担とは違うところで青少年健全育成事業に資する団体などに減免規定を整備してカバーすることが必要だと思うがどうか。
● 担当者 施設の利用料金というのは受益者負担が原則と考えているので、現段階で減免規定を設ける考えはないが、青少年育成という観点から今後の研究課題にしたい。

 質疑終結後、反対の立場から、「今回、いくら立派なメインスタンドのある陸上競技場になったとはいえ、一般の利用者の多くはメインスタンドなど使用する必要もなく、受益者負担との名目で1.5倍の使用料を押しつけられることになった。近隣自治体の料金設定を参考にしたという答弁もあったが、これまで野津田陸上競技場を利用していたアマチュア団体などは、この値上げによって利用したくても気軽に使えなくなってしまう状況にある。50億円近い莫大な税金をかけた施設が使用料を払うことのできる一部の人たちだけに限定されるような料金設定は、やはり市民に開かれた公共スポーツ施設とは言えない。よって、今回の1.5倍の値上げ使用料を含む第108号議案には反対する」との反対討論がありました。

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