南大谷学童保育クラブの指定管理者の指定について
第96号議案
平成24年8月31日
● 委員 これまで直営だったものを指定管理に変更する理由は何か。
● 担当者 市の全体的な指定管理者に移行するという形の中で検討して変更した。指定管理の候補者は、現在12の学童保育クラブを管理運営しており、利用者アンケートでもかなり高い評価を得ている。また、ボランティアも積極的に受け入れており、より身近に市民の中に入って貢献できるという利点があると思う。
● 委員 直営の学童保育クラブについて指定管理に移行していくという一貫した流れの中での位置づけととらえていいのか。
● 担当者 現在、直営の学童保育クラブが6箇所ある。これを順次指定管理に移行するかどうかは現在、検討、研究中である。
質疑終結後、反対の立場から、「この指定管理者指定は、これまで直営だった管理運営を民間に委託するものである。先ほど説明もあったが、指定管理を受ける法人は大変頑張って町田の学童を支えている、そういう力のある組織だというのは重々承知している。ただ、こういった学童保育クラブを町田市が運営するという、その意義、役割というのは大変大きいものがある。これからどういう方向で移行していくのか、指定管理のあり方についてはこれから検討していくということだが、今回のこの南大谷学童保育クラブについても、やはり一定の規模の、一定の数の学童保育クラブを市が運営していくことによって、さまざまなノウハウや、いろいろな問題点などもそこから直接吸い上げていくことができる。これからの施策を担っていく上でも大変重要な役割を発揮するものだと思う。そういう意味で、これから指定管理に少なくとも2施設は移行するという方針が明確になっているわけだが、そういった方向性には賛成できない」との反対討論がありました。