町田市産業振興基本条例の一部を改正する条例
第86号議案
平成24年8月31日
● 委員 なぜ今回のような条例改正が必要だったのか。
● 担当者 創業支援や事業拡大を支援することが町田市の責務であることを改めて明確にした。また、市外の事業者にもPRして、企業誘致や企業立地につなげたい。
● 委員 条例の本来の趣旨からすれば、市内業者への支援にこそ力を入れるべきではないか。
● 担当者 創業支援や事業拡大の中には、市内業者の販路拡大や産官学の連携事業、市内の中小企業のビジネスチャンスの拡大を図ることも含まれている。
● 委員 庁舎跡地の活用から条例の改正の必要性が出てきたのではないのか。
● 担当者 第三庁舎をインキュベーション施設で使うが、今回改正する理由の主なものとはならない。
● 委員 大手企業の仕事を便利にやりやすいようにするために町田市の企業を組み入れていくということなのか。
● 担当者 大手企業に限ったことでなく、市内業者の事業拡大のためである。
● 委員 市内の会社のためにバックアップ体制をつくるということなのか。
● 担当者 今後、市内事業者が拡大していく場合の支援策を具体的に検討していきたい。
質疑終結後、反対の立場から、「新庁舎移転に伴う跡地活用が一つの理由とされているが、地元商店街を初め市内経済の活性化に役立つとは考えにくく、現条例で対応が可能と考えるため反対する。」との反対討論がありました。次に賛成の立場から、「現時点で企業の支援は非常に重要だと思う。創業支援は、一つの方策だと思うので、これをきちんと位置づけて条例改正の中で頑張ってもらいたい。加えて、市内業者の育成と支援拡大の視点で頑張っていただきたい。」との賛成討論がありました。