平成24年度(2012年度)町田市一般会計補正予算(第1号)
第64号議案
平成24年5月29日
総務常任委員会
■財務部
● 委員 財政調整基金について、6月補正での取り崩しということだが、前年度と比較して今後の見通しはどうか。
● 担当者 財政調整基金の残高について、昨年の同時期は33億7千万円ほどであった。今回、3億3千万円を取り崩して、32億5千7百万円ほどになっている。財政調整基金については、ここ数年、35億円ほど取り崩して、年度末には70億円ほど積むことを繰り返しており、今年度についても、決算剰余金や3月補正等で70億円程度は確保していきたい。
● 委員 市民から出されるさまざまな要望について、緊急の対応等、状況に応じて、ある程度柔軟に対応できるのか。
● 担当者 5月31日に出納整理が終わり、決算剰余金は30億円を超えると見込んでいる。今後、その2分の1を積むなどして緊急事態に備えていきたい。
文教社会常任委員会
■市民部
● 委員 全国瞬時警報システムについて、市民に混乱のないような形で情報提供されるのか。
● 担当者 全国瞬時警報システムを導入したことによって、サイレンと音声が流れることを市民にあらゆる方法をもって周知を図り、混乱のないようにしていきたい。
● 委員 誤作動についての対応はどうなっているのか。
● 担当者 国のほうの対策で、総務省消防庁が9月に全国一斉の試験を行うと聞いている。
● 委員 衛星携帯電話について、災害時以外でも使うことはあるか。また、電話使用料というのは、基本使用料のようなものか。
● 担当者 基本的に災害時に使用することとし、衛星携帯電話を配備したところについては、災害時と訓練のときに使用するという覚書を結んでいる。電話使用料については、基本使用料5千円となっている。
● 委員 全国瞬時警報システムについて、アナログで使える装置を導入するということだが、デジタル回線になったときには、これはもう必要ないものと捉えるのか。
● 担当者 デジタルになった場合は、新たにデジタル用の機械が付く。アナログとデジタルの切り替えが5年かかるので、5年間はこの機械を使用していく。
● 委員 防災行政無線が聞き取りにくいことについては、どのようにしていくのか。
● 担当者 デジタル化にあわせて方向の調整を行い、不足するところについては増設も視野に入れて検討していく。
● 委員 衛星携帯電話の病院への配備については、どのように考えているのか。
● 担当者 災害連携病院と、大規模な入院機能を持っている施設ということで、20箇所に配備する。
建設常任委員会
■環境資源部
● 委員 2号炉・3号炉について、事故防止工事というのは、4号炉を教訓として、同じことを起こさないための工事ということなのか。
● 担当者 2号炉・3号炉は、4号炉と炉内の構造が同じなので、そこの部分の安全対策をする工事である。
● 委員 4号炉の故障について、保険に加入しているということだが、保険会社から保険はおりるのか。
● 担当者 保険がおりるかは審査と調査がこれからなので、今の段階では何も言えないが、今回のような清掃工場の事故について、保険がおりている事例がある。
● 委員 点検内容を見直し、責任範囲の確認や保険の見直しなど今後の対策をしっかりやっていただきたいと思うがどうか。
● 担当者 今後は、安全に操業できるような保守点検の内容に少しずつ今回の事例を踏まえて、できるだけコストを抑えるような方策とあわせてやっていきたい。
● 委員 保守点検において現在のメーカーとの緊張関係を持っていくことが大事だと思うがどうか。
● 担当者 汎用性のある製品を使いながら、競争がきちんと反映するコストを落とすような仕組みを選択し、しっかり精査したうえで、メーカーとやりとりしていきたい。