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議案の概要・議決結果

詳細情報

議案名

平成24年度(2012年度)町田市介護保険事業会計予算

議案番号

第14号議案

提出日

平成24年2月27日

付託委員会

付託委員会
健康福祉常任委員会
審査日
平成24年3月14日
審査結果
可決すべきもの(賛成多数)

議決結果

議決日
平成24年3月28日
議決結果
原案可決(賛成多数)

議案の概要

委員会審査の様子

● 委員 滞納されている方々についてはペナルティーがあるという話も聞いているが、その実態はどうか。
● 担当者 滞納者に対しては、その方が、今度サービスを利用する段階になって通常1割負担で使えるサービスが給付制限ということで、3割負担になってしまう。
● 委員 個別の相談を今どのようにされているのか。
● 担当者 新規の申請が上がったときに、滞納状況を見て、事前にご連絡をし、なるべく3割給付になる期間が短くなるようなお話をさせていただいている。どうしてもお支払いできない場合もあるので、相談に応じた対応をさせていただいている。
● 委員 生活援助の時間の短縮という問題が今大きな課題としてあると思うが、生活支援について現状がどうなっているのか、それによって発生する課題をどのように市としては認識をされているのか。
● 担当者 生活援助について、今回の見直しに当たっては、今まで時間区分が60分以内と60分以上の援助体制が、45分以下と以上という形で大きく変化している。今後も法改正についての説明会は市としても行っていく予定ではあるが、事業者さんにも、よく話を聞きながら、実態に即した形でサービスがきちっと行えるよう、こちらからも情報発信していきたいと思っている。
● 委員 徘徊高齢者探索システムサービス事業についての内容を教えていただきたい。
● 担当者 GPSの機械を認知症の方に持っていただいて、今どこにいるかがパソコンで表示をされ、探すのが容易になるというシステムである。認知症だという診断を受けていらっしゃる方が利用していただいており、要介護度の認定は必要ない。
● 委員 介護予防の一番の弱点は、全国的に標準化された介護予防プログラムがないことだと思う。町田市で、標準化に たえ得るような介護予防モデルというのをつくるべきだと思うが、いかがか。
● 担当者 今も先駆的な情報を取り入れながら、いろいろ試行錯誤をしている。今後についても、いろいろなところの情報を取り入れながら検討していきたいと考えている。

質疑終結後、反対の立場から、「今回の予算では、基準額で970円の保険料値上げが行われる。特に低所得の部分で大きな負担増となることは、高齢者の暮らしからしても重大であり、保険料の値上げは行うべきではないというのが第1点である。また、生活支援、家事支援の時間が減らされ、利用者、介護従事者、事業者からも大きな不安の声が上がっており、この点は改善が求められていると思う。そして、滞納者に対する利用のペナルティーはやめるべきだということを求めたいと思う。以上の理由で第14号議案に反対する」との反対討論がありました。

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