(仮称)鶴川駅前公共施設新築電気設備工事請負契約の変更契約
第98号議案
平成23年12月1日
第97号議案、第98号議案、第99号議案は一括議題として審査しました。
● 委員 関係者に対する情報提供はどうなっているか。
● 担当者 商店街あるいは町内会の方、市民公募の方等、鶴川地区の方が参加する町田市鶴川緑の交流館開館準備委員会の中で、このことについては説明済みです。
● 委員 監査の事情聴取のときは、工期について震災の影響はないと答弁していたが、そうではないのか。どちらが正しいのか。
● 担当者 結果的には当時の判断が甘かった。井戸の部分では約70日の遅れ、震災の関係では40日の遅れを取り戻せなかった。そういった中で工程調整をして最終的には90日間の工期延期をしました。
● 委員 ほかの井戸が枯れてしまったという話も聞いているが、止水工事を行ったことでの、その水脈自体への影響は考えられるのか。また、湿気対策はどうなっているのか。
● 担当者 周辺の井戸にどのくらい影響を与えたかというのは、地下の部分なのでわからない部分はあります。建物の現場で井戸の水を止めると周りの水位が上がってくることを何回か確認しています。観測したところ、今はもとに戻ってきているという報告を聞いています。湿気対策については当初設計と同じで問題はないと考えています。
質疑終結後、反対の立場から、「今回の議案に関して工期を延長するということに関しては異論はない。しかし、行政の姿勢として、これは確信を持って、先ほど部長からの一部の答弁もあったが、震災の影響ではなくて、今回は古井戸の理由で工期が延長されることを断言する。そういった上で、今、日本が震災を乗り越え、そしてみんなで復興復旧をしていこうというふうに思っているときに、何でもかんでも震災のせいにして、そしてそれを理由にするという、まさに国民に震災に便乗することなくやっていきましょうと言っているときに、そういうふうに指導している行政みずからがそういった姿勢で今回のことを理由づけようとしていることは、行政としてというよりも、人として許すことができない。以上の理由をもって今回は反対とする」との反対討論がありました。