町田市立公園条例の一部を改正する条例
第31号議案
平成23年3月2日
● 委員 それぞれ料金を改定した算出根拠は何か。事実上値上げとなっているが、この理由は何か。
● 担当者 改修工事が完了すると、両施設とも機能が向上し、それとともにコストが高くなるため、適切な受益者負担を定めることを目的としています。それぞれ、人件費足す管理費に負担率をかけて、それに年間どれだけ使えるかという想定をして試算を出しました。そして、他市の様々な事例等を参考にした上で金額を定めています。負担率は、「受益者負担の適正化に関する基本方針」の区分の中で、選択的で民間で類似サービスの提供がないものということで50%の負担としています。
● 委員 「みる」スポーツの大切さもわかるが、「する」スポーツのほうが、もっと低額な料金で、多くの場所を利用できるようにしてほしいという市民からの要望が高い。多くの市民の「する」スポーツにとってはやはり問題があるのではないか。
● 担当者 スポーツを「する」方と「見る」方と、やはり楽しみ方は様々だと思います。そのために小野路については野球場に観客席を設けました。観客席の下に諸室があり、野球場を使う方は諸室も使える設定をしています。グラウンドについては観客席はありませんが、人工芝を張ることによって、「見る」方についても、土ぼこりがなくなり、もっと楽しく見られるということもあります。スポーツを「する」こともそうですし、「見る」こともそうですしというところでの楽しみ方を提供していきたい。
質疑終結後、反対の立場から、「町田市は、「みる」スポーツも楽しめると言いながら、機能向上の名目で使用料の値上げを行い、多くの市民の「する」スポーツを制限するものである。よって第31号議案に反対する」との反対討論がありました。