平成23年度(2011年度)町田市介護保険事業会計予算
第13号議案
平成23年3月2日
● 委員 納付推進員の目的、内容は。
● 担当者 国保と同じように滞納者に対する納付の徴収を行い、1日に約10件から15件ぐらいで年間400万円前後の徴収をしていただいています。
● 委員 計画審議会費で、高齢者社会総合計画第5次改定の中で、保険料審議について、どのような方向で検討されていくのか、市としての見通しは、どうか。
● 担当者 政府のほうも不透明な部分がありますが、新聞報道では、全国平均で5,200円ぐらいにもなると言われており、概算でもそのぐらいになるだろうという状況であります。
● 委員 事業量の抑制、サービスの抑制というのも、検討されていく可能性があるのか。
● 担当者 国も力を入れている適正化だとか、まずは使わないで済むようにと介護予防に力を入れていくところがこれからの課題です。
● 委員 納付されない方、滞納者について、実際に何かペナルティー等が発生しているケースがあるのか。
● 担当者 介護保険料は2年間で消滅時効になり、2年以内に納めていただかないと、今度実際に自分が使う段階で、その納めていない期間に応じて、通常1割負担で利用できるサービスを3割負担で利用していただく期間が発生することもあり、制度説明をしながら徴収をしています。
● 委員 現在、町田市において、こうした3割負担になっている方は実際にあるのか。
● 担当者 毎年40から50名ぐらいが対象者になっています。
● 委員 包括的支援事業費、地域包括支援センターの改編について、どういった影響、効果があったかという検討は、いつごろ、項目としてはどういったことを顧みるのか。
● 担当者 現状で項目の設定はしていませんが、域包括支援運営協議会に報告しながら、評価していくことを考えており、問題があればその都度になると思いますが、11年度の現状を把握しながら、12年度以降、どういうふうにしていくのかを項目も含めて検討していきたい。
質疑終結後、反対の立場から、「滞納者に対するペナルティーとして介護保険の利用料3割負担が負担増とされていることが明らかになった。介護保険料を払えない方ということで、所得収入なども低い方が多いと思うが、このペナルティーによって介護サービスが受けられない方も出てくる。さらに利用抑制にもつながるような状況になると思うため反対する」との反対討論がありました。