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一般質問

会議名

平成20年 6月定例会(第2回)

質問日

平成20年6月6日 (一般質問)

議員名

黒木一文

通告内容

1 三輪地区など市内044地区から町田市役所への通話は、市内通話料金で通話できるようにすべきでは
(1)以前、大阪府摂津市に視察に行ったおり、摂津市の封筒に代表電話番号が2つ:(06-6383-1111と072-638-0007)記載されていました。それは摂津市には大阪市の局番地域と茨木市の局番地域があるのです。だから06地域の摂津市役所へ072地域に住む市民が電話をかける場合、それは市外通話となり、高い市外通話料金を払うわけです。そこで摂津市は072地域に市の代表電話番号をおき、市役所へ市民からの電話を転送しているそうです。そのおかげで072地域に住んでいる摂津市民も市内通話料金で電話がかけられるのです。
 町田市三輪地区や三輪緑山地区の市民も、高い市外通話料金を払っているのです。
 私は以前から何回も町田市にこの実情を話し、市やNTTに調査を求めたり、解決策の検討を要望してきました。
 そこで質問です。
三輪地区や三輪緑山地区の市民が、町田市役所へ市内通話料金で電話がかけられるよう、町田市担当者もNTTに何回も足を運んで調整してきているとお聞きしますが、その進捗状況はどのようになっていますか。
 その経過と結果をお聞かせください。
2 「人とペットが共生できる街づくり」2008−6
 平成21年度(2009年度)から犬鑑札と注射済票の着用率を上げるためにも、かわいい、つけやすいものに変えるべきでは
(1)犬を飼う人は、「狂犬病予防法」により犬の登録と年一回の狂犬病予防接種をすることが義務づけられ、その証拠となる犬鑑札と注射済票の犬への着用が義務づけられています。しかし、なかなか着用せず着用率は数10%にも及ばないともいわれています。
 今回、国は狂犬病予防法施行規則を改正し、犬鑑札や注射済票の形状を各自治体で変更できるようにしました。
 そして東京都区部ではそれに対応し、平成20年度から市長犬鑑札は6区、注射済票は5区で変更をしました。その結果、新しいものへの再交付の依頼や着用率も徐々にふえているようです。
 また東京都市部でも、平成20年度は犬鑑札も注射済票も0ですが、平成21年度は9市が変更に向けて準備中とのことです。
 では質問です。
 町田市においても、来年度、平成21年度から狂犬病予防法施行規則の改正を受けて、狂犬病予防法の主旨に則った、飼い主が付けやすい、犬鑑札と注射済票の形状変更を進めるべきではないかと思いますが、市長の考え方をお聞かせください。
3 「人とペットが共生できる街づくり」2008−6
 市民病院内で患者さんへの「動物介在活動(AAA活動)や動物介在療法(AAT活動)」を実施してみては
(1)私は以前、保健福祉常任委員会で赤穂市民病院を視察してきました。そこで実施されていた一つに「動物介在活動(AAA活動)」があり、1階のホールにセラピードッグがやってきて、入院患者さんや外来患者さんとのふれあいを行っていました。
 動物介在活動(AAA活動)とは「動物を連れたボランティアが、高齢者施設や障がい者施設・児童施設・病院などを訪問し、動物とのふれ合いなどを通してレクリエーションを行います。それによって、生活の質を向上させ、情緒的・教育的・身体的・そして時には治癒的効果をもたらす機会を与えるものです。
 また動物介在療法(AAT活動)は「人間に対する医療行為の中で、動物がある役割を果たす」というもので、専門家(医師・看護師・作業療法士・心理療法士など)が指揮をとり、動物を連れたボランティアの協力のもと治療を行うものです。
 町田市民病院でも、大変効果のあるこの2種類の活動のうち、動物介在活動(AAA活動)からはじめてみたらどうでしょうか。動物を通してのセラピー効果は絶大なものがあるといいます。市民病院の今後の一つのあり方としてを研究し、実施に移してみても良いのではないかと思います。
 市長のお考えをお聞かせ下さい。
4 「人とペットが共生できる街づくり」2008−6
 市民病院に入院患者等がペットと面会できる場を
(1)今ペットを飼っている人のほとんどは「ペットは大切な家族」という意識があります。そしてその家族の一人が入院したらどうなるでしょうか。
 市民病院には大勢の患者さんが入院しています。その中には入院以前、家でペットを飼っていて、人生を癒されながら生活していた人も多いと思います。
 その人が突然の入院を強いられ、完治するため治療に専念しながら、入院生活をしています。しかしその反面、病院内では精神上不安定な時間をも過ごしてもいるのです。これらの患者さんの中には、自分の家に残してきたペットに会いたいと思う人も一人二人ではないのです。どうしても会いたいから「完治していなくても自分の家に帰る」と言い出す患者さんもいます。
 そこで、そのような患者さんが自分のペットに会える「ペット面会センター」を作ってみたらどうでしょうか。もちろん医学上、感染症などの予防措置をすることは当然ですが・・・。
 これを望んでいる患者さんは多いと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。
5 平成22年(2010年)3月末で閉鎖される三菱化学生命科学研究所とその用地をどのように利用すべきか、町田市は早急な検討に入るべきでは
(1)町田市南大谷にある三菱化学生命科学研究所が、平成22年(2010年)3月末で閉鎖されるといいます。
 ここは日本の生命科学研究のメッカともいわれ、私が学生時代の頃に創設されました。そして私の家のそばにもそこに勤務する博士クラスの人が大勢住んでいました。時には外でお会いし、日本の生命科学の発展のあるべき姿などについてを学ばせてももらいました。
 しかし、その素晴らしい研究所がなくなるというのは、本当に感慨深いものがあります。本当なら、このまま日本の生命科学発展のためにも残してもらいたいものです。
 さて後2年で閉鎖されるということですので、今後のあの跡地はどのようになるのでしょうか。地元の住民が気にしているところであります。
 町田市として、どのようにすべきと考えているのでしょうか。
 市長の見解をお聞かせください。
(2)IBMグラウンド跡地のように後手に回らないよう、速やかな対応をすべきと思いますが、市長の見解はいかがですか。

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