令和7年度(2025年度)町田市一般会計補正予算(第1号)
第54号議案
令和7年6月2日
【総務常任委員会】
■防災安全部
●委員 防災無線の工事費は、装置自体変わらないと思うが、ソフトウエアの部分が変わるのか。
●担当者 基本的には機種の通常の更新ということで捉えていただければと思う。
●委員 前倒しで補正になったということだが、具体的にどういう理由か。
●担当者 理由として、大きく2つあり、1つは老朽化。2つ目は、情報が都道府県単位だが、市町村単位に細分化される。
●委員 後で国から補助金が出るということか。
●担当者 国が、市債、起債の、緊急防災・減災という充当率の高いもの、なおかつ交付税措置が7割という手厚い財源をセットで通知してきた。
●委員 次年度の交付税措置で入るということか。
●担当者 今年度は、起債の充当率を100%で、基本的には一般財源の持ち出しはないようにするが、市債の借り入れが100万円単位なので、100万円から出る部分は一般財源の負担が生じる。次年度は、交付税の中の7割で、補助金的なものが後から措置される。
■経済観光部
担当者の説明を了としました。
【健康福祉常任委員会】
■地域福祉部
●委員 定額減税調整給付金について、どういった方が対象になり、市内ではどのぐらいの方が今回 給付の対象になると想定しているのか聞きたい。
●担当者 主に対象になる方は、2024年の所得が 2023年所得より 下回った方、事業専従者になる。この対象になる方々は、約6万3000人を見込んでいる。
■いきいき生活部
●委員 介護サービス事業所への物価高騰対策支援事業のところで入所系は食費及び光熱水費、通所系は燃料費と光熱水費、訪問系は燃料費と光熱水費となっているが、今回、このような支援の対象にした考え方を伺いたい。
●担当者 食事については介護報酬、公定価格外で、事業者と利用者の契約の下に行うが、事業所自体が価格がまちまちであることと、価格転嫁できるということで、今回の臨時交付金の対象となる事業には含めていない。
■保健所
●委員 帯状疱疹の予防接種について 見込みを超えそうということだが、この4月から定期接種と任意接種となったが、どのくらいの接種数なのか。
●担当者 定期接種については、4月は生ワクチンが5件、不活化ワクチンが30件。件数的には6月以降、大幅に増える見込みとなる。任意接種については、4月実績が生ワクチンが12件、不活化ワクチンが91件になっている。
【文教社会常任委員会】
■子ども生活部
●委員 未就園児預かり推進事業だが、利用に関して条件が週に2回という話なので、月が最大で5週あったとしても、5週掛ける2回で10回しか利用できないと思う。多様な他者との関わりの機会の創出事業の都の概要を見ていると、日額2,200円までなので、10回だと2万2,000円までしか利用ができない方が多くいると思うが、今回の説明を見ていると、月額4万4,000円までなので20回利用できるものだと思ってしまう。そのあたりについては、どのように考えているか、今後どのように周知していくのか。
●担当者 月額4万4,000円円までと表記をしているが、要支援家庭においては、その家庭の状況に応じて最大週5回または、園によっては週6回の施設も出てくる。ただ、多くの方は2万2,000円が最大になってくるので、今後周知を行っていく際には、誤解のないように、丁寧に周知したい。
●委員 定期利用保育のところで、現在行われている第2子以降の補助の第1子版だと思うが、月の補助額4万2,000円で、最大で定期利用保育を5日間で11時間まで利用すると6万500円かかるが、差額が1万8,500円生まれる。無償化になるということは、この1万8,500円は、市が補助していく認識でいいのか。
●担当者 4万2,000円を超えた部分については自己負担になる。
●委員 実費負担が生じるということで、少なくとも保育料等第1子無償化事業の概要説明書を読んでいると、第1子の保育料等を無償化しますと書いてあるわけで、分かりづらい制度設計になっていると思う。市が責任を持って説明していく必要があると思うので、しっかりと丁寧に説明を尽くして、利用状況によって実費負担が発生することもしっかりと明記をすべきだと思うが、どうか。
●担当者 保護者に誤解のないよう、しっかりと丁寧な説明をするために、様々な しおりやホームページの中でも周知を図っていきたい。
■学校教育部
●委員 学校給食における食材物価高騰対応事業で、今回補助がなかったらどんな影響があったのか。
●担当者 基本的には食材費が物価高騰する中で、栄養士は、栄養バランス、おいしさを維持するために、単価が安い食材に変えるなど、様々工夫を凝らして、おいしい給食を毎日提供している状況であるので、仮に補助が入らなくても、食材単価が低いものに入れ替えるなどで、創意工夫して進めていく。
●委員 こういった補助が出て、しっかりとしたバランスの取れた食事ができています ということの周知などを丁寧にしていってほしいと思うが、どうか。
●担当者 食育の観点で毎日の献立や、この献立はどういう狙いで、どう作っているのかなどは、子どもたちにも伝わるようにアナウンスをしているが、物価高騰の中でどういう工夫をしているかは、まだ足りない部分もあると思うので、これから検討していきたい。
なお、採決終了後、戸塚正人委員外6名より、歳出、款3.民生費、項2.児童福祉費のうち、保育料等第1子無償化事業について、予算を執行される際には、保護者世帯における実費負担や、実際の利用制限などを明確にし、保護者への説明を徹底したうえで、予算を執行されたいとの附帯決議が提出されました。