議案の審査状況(議案のカルテ)

バスターミナルの開場時間の延長及び市民広場の貸出の単位を平米単位から区画単位に変更するため並びに消費税率の引上げに伴い使用料を改定するため、所要の改正をするものです。

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●委員　バスターミナルの時間の変更によって増便が見込まれるということだが、具体的にはどのような内容か。
●担当者　今現在入っている会社から時間帯をふやせば利用がふえる可能性があると話をいただき、それに基づきアンケート調査を実施した。そこで約20路線を新規に入れたいという希望があった。
●委員　所要時間の増加ということになれば、より長距離が走れるのか。走るコース等のメニューがふえるのか。何か具体的な話があるか。
●担当者　現在の便数のほかに見込めるところとして、例えば名古屋方面、関西方面、神戸などが需要があるのではないのかとアンケート調査には回答をいただいている。
●委員　昨今の社会問題として、特に長距離バスの運転手の不足という問題で、いわゆる過重労働があるが、時間帯が広がるということで、そうした問題について心配はないのか。
●担当者　ターミナル自体の時間帯が増えること自体は特段、労務関係とは影響は関係ないと思うが、運転手が足りないことは、路線バスについても聞いているので、長距離においてもそのような状況にあると認識している。
●委員　市民広場は、活用の仕方の変更で、利用の見込みとしてはどういう変化を見込んでいるのか。
●担当者　現状においても、改正する条例と同じような形で利用されているので、現状のまま推移していくと考えている。
●委員　例えばコンサートをやる場合、区画の使い方はどうなるか。
●担当者　現在も小さなスペースで使う人はＡ区画を使っているので、現在の運用と変わらない。音楽の時は、ＡＢ区画ともに借りる形で対応していただこうと思っている。補足だが、人が通る動線は確保することになる。Ｂ区画のちょっと後ろの正面のところがバスターミナルへ行くときの動線の邪魔にならない形でお願いしている。
●委員　なぜ平米単位から一時間単位にするのか。
●担当者　使えるところ、借りるところを明確化する、それが目的である。
●委員　貸す側の都合で、単価と面積をあわせることによって貸し出しやすいという、それだけの背景ではないか。
●担当者　いま実際の利用形態として、ほぼＡ区画、Ｂ区画のような範囲の中で借りられているので、今回そこを明らかにした。
●委員　申し込むときには機械で申し込むのか。
●担当者　システムではなく、受け付けという形になる。
●委員　長距離バスはバスセンターのほうで運行されているが、使い分けは。会社が違うのか、それとも その分が増便になるのか。
●担当者　今回バスターミナルのほうで使ってみたいという事業者は、バスセンターのところで運行されてない、全く新規の事業者になる。
●委員　利用者からすると使い勝手がよくなると考えてよいか。
●担当者　そのとおりである。レジャーはもとよりビジネスにおいても、いろんな形態の中で選択肢がふえるという形でサービスが広がると考えている。
●委員　バスセンターとバスターミナル、この違いの表示がないが、利用者に対して表示の利便性はどうか。特に市外の利用者、あるいは多方面から町田に来る方々に対して、粗相がないように やっていただきたいのだがどうか。
●担当者　バスターミナルのところがわかりにくいということは当然認識している。
今回長距離バスを新たに入れていくとなると、色々な方に利用していただくことになるので、利用者が困らないような形で考えたい。
●委員　観光バスが最近、駅のところ、あるいは通りに停まっているのが目立つが、町田市はそれを容認しているのか。
●担当者　道路交通法上に沿っての話と思うが、駐車をされているのであれば、当然違法ということで認識している。
●委員　今回長距離バスにしても利便性を図る上で、観光バスは料金を取られて停めている。片やお金を払わないで停めている人たちに対して、行政指導の範囲に入るのではないか。
●担当者　今いろいろと問題提起いただいたので、とりあえずしっかりと調査して、指導すべきところは指導していきたい。
●委員　その増収部分の計算方法は。入り込み客数は想定しているか。
●担当者　増収部分は、まだアンケート調査の段階なので事業者がどこまでが本当に新規参入するかは見えていないところはあるが、定期便であるので月何日か、週何日か、そこの掛け算の合計ということになる。入り込み客数は、具体的には見込んでいるわけではない。