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議案の審査状況(議案のカルテ)

第75号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第2号)

議案番号
第75号議案
提出日
平成30年8月27日
付託委員会
総務常任委員会
健康福祉常任委員会
文教社会常任委員会
建設常任委員会
委員会付託日
平成30年9月6日
委員会審査結果
可決すべきもの
委員会審査日
議決結果
原案可決
議決年月日
平成30年9月27日

議案の概要

委員会審査の様子

総務常任委員会

■財務部

●委員 公共施設 整備等基金については主にどういった事業に充てる内容なのか。
●担当者 公共施設の整備等基金に積み立てる目的としては、老朽化した施設の大規模改修や更新に要する経費ということで基金の目的に沿った形で今後使う。 
●委員 現存する公共施設の補修等に充てるための財源であるか。
●担当者 現存の部分にはもちろんだが、公共施設の積立金の中には熱回収施設の分の積み立て分もあり、昨年度積み立てた分で南町田等の改修や新設も目的にしているため、活用したいと考えている。

■総務部・会計課

●委員 退職手当の積立金の算出根拠はどのぐらいまで見込んでいるのか。
●担当者 人件費の余りの余剰金を積み立てるという形で、1年について大体13億円を、毎年支出をならせるような形でやっている。2025年以降の退職者が急増することに備えるもの。
質疑終結後、反対の立場から、公共施設 整備等基金 積立金について、老朽化した学校施設等の公共施設修繕に備えた基金としては必要であると考えるが、南町田駅前 拠点整備のための基金の積み立てについては、民間企業の利益を利する開発が中心であり、基金の積み立てとして道理がないと考え第75号議案に反対するとの反対討論がありました。

健康福祉常任委員会

■地域福祉部

担当者の説明を了としました。

■いきいき生活部

●委員 生きがい健康づくり推進事業について、生活支援サービスを提供する事業者に補助金を出すとのことだが、何カ所の事業者に対して出すのか。
●担当者 一カ所である。

■保健所

担当者の説明を了としました。

文教社会常任委員会

■市民部

●委員 新たな地域協働 推進事業について、(仮称)地域活動サポートセンターをつくることで、国や都からの補助が出たり、その要件になったりと、今後そういった予定はあるのか。
●担当者 サポートセンターの設立、運営に伴って直接的に国や都から補助金が、市に歳入として入ってくることはない。

■子ども生活部

担当者の説明を了としました。

■学校教育部

●委員 (仮称)町田第一中学校中町グラウンド整備事業について、町田第一中学校の工事が終わってグラウンドが使えるようになった後、中町グラウンドはどう利用するのか。
●担当者 この土地の所管は防災課で、中学校の改築期間に暫定的にグラウンドとして使わせてもらうことに決まったが、その後については今のところ決まっていない。
●委員 (仮称)町田第一中学校中町グラウンド整備事業について、ここが整備されるなら、学区外の本町田に作るグラウンドの利用について、もう一度検討されないのか。
●担当者 消防署の跡地を使えないかとの検討はしていたが、狭かった。例えば仮設校舎を作るとしても、町田第一中学校に作っている大きさでは作れない。また、グラウンドとして使うとしても、1つの学年で2クラスが同時に男女でやるので、その辺で全部網羅できないというところもある。一番大きな理由は、消防署の跡地が返ってくるスケジュールがわからず、その辺が明確にならなかったということである。
●委員 (仮称)町田第一中学校中町グラウンド整備事業について、ほこりや音等の問題が発生すると思うが、対応策等についてどう考えているか。
●担当者 グラウンドはダスト舗装にして、ほこりが出ないような材料をなるべく使いながら進めていきたいと考えている。
●委員 学校施設ブロック塀等 撤去・改修事業について、暫定的に安全柵で囲うという作業は、もう既に完了しているということか。
●担当者 暫定的に、注意喚起ということで、三角コーン等で囲っている。

■生涯学習部

担当者の説明を了としました。

建設常任委員会

■道路部

担当者の説明を了としました。

■都市づくり部

●委員 パークライフ・サイト整備事業において、地下一階につくられるつくし野中学校区の子どもクラブについてはどのように市の役割を発揮するのか。
●担当者 民設民営の施設となるが、この民が子どもの居場所をつくる中で町田市が必要としている子どもクラブ機能を兼ねてもらう形になる。当然、子どもクラブは無料で使える施設であるため、子どもクラブの機能を担ってもらうことに対して運営委託または補助という形で
運営のサポートをしていかなくてはならない。
●委員 パークライフ棟にまちライブラリーを設けるが、その概要としてはどういうものをイメージすればよいのか。
●担当者 まちライブラリーは、皆さんから本を持ち寄ったもので構成され、その集合体としてライブラリーができている。貸し出しの機能もシステムとして持っているので、利用ベースで見ると図書館機能に近いものである。
●委員 パークライフ広場の活用については、市として、どう検討され、どのような位置づけで考えているのか。
●担当者 公園の広場ではなく、にぎわいの都市的な広場という機能になる。商業施設の中にも幾つか広場はあるが、人の集まりやすい場所に広場空間をつくれるため、ここの活用をいかに魅力的にするかが、この南町田の町の印象を左右すると思っている。そのため、公園の広場、草地の広場とは全く違う、いろいろなイベントをしたり、人が集まっていろいろな出会いが生まれるような使い方にしたいと思っている。また、シネマやアートとの親和性も高い場所になると思うので、東急とミュージアム側と議論しているところである。
●委員 ソニー・クリエイティブプロダクツを誘致したことは、市有地を最大限に有効に活用する施策だったと捉えており、地域の人には申しわけないが、地域や学区だけの子どもクラブにしたら、逆にもったいないと思う。できれば町田市内外も含めて、そういった施設のしつらえをしてほしいと思うがどうか。
●担当者 民間活力の活用について、いろいろなやり方がある中で、民設民営という形をとれたことは民間活力の最たる部分ではないかと思う。この先のいろいろな町田市用地の活用、または公共施設の整備に当たっては1つのサンプルになると思っている。子どもクラブについては、駅前で公園に面していて特有の立地であるが、地域の子どもたちと町を訪れる子どもたちの交流の場になればよいと思っている。そこを積極的に受けとめて、交流を生み出し子どもの拠点になるような取り組みにしていきたい。
●委員 ブロック塀等撤去助成事業について、今回の予算は大体何件ぐらいを想定しているのか。
●担当者 1件当たり8万円程度が平均と考え、130件分を想定している。
●委員 ブロック塀等撤去助成事業については、広報等で周知をしているということだが、ひとり暮らしの高齢者の方で自宅を持っている方々は、情報も知らなかったり、または、そこまでできなかったりなど、いろいろな需要を積み重ねていけば、かなりの額になってくると思う。そのため、申請を待って早い者順ではなく、ある程度、市のほうも入り込んでいってやってもらいたいと思うがどうか。
●担当者 早い者勝ちではなく、受けたものは全部できるようにしていきたい。
●委員 路線バス利用促進事業について、小型バスの定員数とバス料金の設定については、どのように予定されているのか。
●担当者 小型バスは36人乗りであり、1名が運転手となるため、35人の方が乗ることができる。料金については、今のところ、ワゴン車と同じ料金で考えている。

■下水道部

担当者の説明を了としました。

質疑終結後、反対の立場から、本予算には、地震災害から市民を守るブロック塀等撤去助成事業、あるいは小型バス化のための市民の利便性を向上させる予算も含まれており、評価するものである。ただ、債務負担行為に設定されたパークライフ・サイト整備事業については、生活道路を市有財産にかえ、無償でソニー・クリエイティブプロダクツに建物を建設、そして今後は管理運営を任せていく事業となるということである。公共公益的な施設を運営するという位置づけであるが、町田市が整備して、その上で子どもクラブ等の運営については、市の直営ではなく、民間の企業に任せ、費用については町田市が負担することになると伺った。こうした事業については、地域のつくし野中学校区の子どもたちを対象にした公共事業として行われるべきであり、そのことを最優先として、公共施設としての役割を発揮してほしいと思う。以上の点から、この予算には反対するとの反対討論がありました。

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