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議案の審査状況(議案のカルテ)

第77号議案 町田都市計画事業南町田駅周辺土地区画整理事業鶴間公園南調整池再整備工事(施行地区外流域分工事)に関する施行協定

議案番号
第77号議案
提出日
平成28年8月30日
付託委員会
建設常任委員会
委員会付託日
平成28年9月9日
委員会審査結果
可決すべきもの
委員会審査日
平成28年9月15日
議決結果
原案可決
議決年月日
平成28年10月4日

議案の概要

東急田園都市線南町田駅周辺地区において民間事業者2者と共同で土地区画整理事業を実施するため、「町田都市計画事業南町田駅周辺土地区画整理事業に関する施行協定」(2016年10月5日付け締結予定)に基づき、事業施行に関する協定を締結するものです。

委員会審査の様子

● 委員 この地域の雨水処理は、今回の事業によってどのように変わるのか。
● 担当者 現在、あの地域は、北調整池と南調整池と2つの調整池がある。今回の区画整理事業において、南調整池の増設を図っていく。その際に北調整池に流れ込んでいた一部のエリアを取り込み、流域を変更し、南調整池の中で処理できるような形で考えている。浸水対策が大きな課題となっている地域であるため、これを機に、浸水被害の軽減を目指して着手していく。 
● 委員 今後、公園やC地区の商業施設にできる公共施設の整備等が考えられるが、その予算的な今後の予測についてはどのように検討しているのか。
● 担当者 現在、区画整理で基盤を整えた後、公園の上部、しつらえの部分やC地区の公共公益施設をつくる考えなどを示しているところであり、その計画の進度に合わせて予算を計上し、議会に諮っていきたい。

質疑終結後、反対の立場から、本協定については、日ごろ周辺の皆さんが心配している浸水の解消なども含む工事も含まれており、その点については切実に求めているものだと思う。しかし、このまちづくり事業そのものが当初、東急電鉄と町田市が南町田駅周辺のまちづくりを進めていく、それはそもそも東急電鉄が行う商業施設の建てかえを促すことから端を発してきたものである。町田市の公共施設、公園、それから道路なども提供して行われ、住民の要望、町をこうしてほしいという、そもそもの発端はそうした要望から出てきたものではないと考える。既に都市計画審議会に諮問され、都市計画決定が行われたが、南町田駅等商業施設を中心にまちづくりを進めるため、生活道路から幹線道路へのつけかえや公園の形態、利用の方法、学校用地の転用など、これまでの町を形づくってきた公共施設の位置、あり方が大きく変わるものだと思う。そういった意味では、周辺住民の生活に大きな影響を及ぼすものであり、住民への情報共有、あるいは合意の形成が必要だと考える。また、市としても、多額な財政投入が必要となる事業であり、丁寧な検討、時間をかけた検討が行われるべきと考える。自治会・町内会の役員の方などには検討会も開催され、市としても担当職員が努力して情報提供を行っていることは認めるが、それ以外の人たちには十分情報が行き届いているとは思わない。合意形成も十分図られているとは言えないと考える。よって、第76号議案及び第77号議案に反対するとの反対討論がありました。

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