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議案の審査状況(議案のカルテ)

第8号議案 平成25年度(2013年度)町田市一般会計予算

議案番号
第8号議案
提出日
平成25年2月25日
付託委員会
総務常任委員会
健康福祉常任委員会
文教社会常任委員会
建設常任委員会
委員会付託日
平成25年3月11日
委員会審査結果
可決すべきもの
委員会審査日
議決結果
原案可決
議決年月日
平成25年3月27日

議案の概要

委員会審査の様子

総務常任委員会
■政策経営部
● 委員 旧本庁舎跡地整備事業について、駐車場は今後どうなるのか。
● 担当者 当面は現在の駐車場をそのまま継続していく。
● 委員 旧本庁舎跡地のうち、どのくらい芝生化する予定なのか。
● 担当者 旧本庁舎の敷地約9,200平米のうち、6,500平米程度を芝生化する。
● 委員 芝生広場でボール遊びはできるのか。
● 担当者道路側には、ある程度の高さのフェンスを考えているので、ボール遊びはできるのではないかと考えている。
● 委員 旧庁舎の跡地は、法律上、どういう位置づけになるのか。
● 担当者 今回は暫定の整備であり、都市計画施設のような位置づけは考えていない。
● 委員 地元の町田中町商店会から請願が出て採択されているが、行政としてどのように検討しているのか。
● 担当者 今回、広場を整備していろいろ可能性を探り、イベント活動を検証しながら、最終的にどういう形にするのか具体的に詰めていきたい。
● 委員 イベント広場のトイレの建設に関連して、赤ちゃん・ふらっとを設置する予定はあるのか。
● 担当者 暫定整備なので、どこまで本格的なものができるかどうか、今後、検討を進めていきたい。
● 委員 広場で農産物の販売の朝市やミニドッグランなどを考えてみてはどうか。
● 担当者 具体的な中身については新しいプランの中で検討していきたい。
● 委員 政策課題検討支援委託料の未来づくり研究所では、現場の職員の声が吸い上げられる研究が行われるのか。
● 担当者 直接担当職員の意見を吸い上げることもするが、直近の課題への対応だけでなく、20年、30年先を見据えた形で町田市のあるべき姿を研究していく。
● 委員 未来づくり研究所は、市の職員をいろんな部署から集めて、研究所的な審議会や運営委員会でもいいのではないか。
● 担当者 研究所の創設は、政策の提言を行うことで職員が政策形成能力を高め、強いては組織全体として政策形成能力を高めていくといった人材育成という狙いもある。
● 委員 未来づくりプロジェクト推進費について、コンベンションホールの場所は原町田三丁目の地区に固定されているのか、それとも流動的なのか。
● 担当者 現在、町田駅周辺の魅力を向上させるプロジェクトの中でも検討している最中であり、原町田三丁目地区が限定ということではない。
● 委員 コンベンションホールの整備に向けたニーズ調査の内容は何か。
● 担当者 近隣の文化施設の現状調査や基本的なコンセプトの検討を行う予定である。
● 委員 広報費について、FMラジオの情報提供の放送が3月から始まっていることをどのように周知していくのか。
● 担当者 広報紙やホームページのほかに、イベントに出向いたときなどでも周知を図っていきたい。
● 委員 シティプロモーション事業について、専用のホームページの立ち上げとはどういうものか。
● 担当者 行政から発信できない個々の店舗や観光スポットなどを効率的、効果的に情報発信するための専用ホームページである。
● 委員 シティプロモーション事業のキャッチコピー・シンボルマーク等の作成の日程はどうなっているのか。
● 担当者 どういう形でつくるか、現段階では確定していない。
● 委員 「まち☆ベジ」や「ハスのん」などと混同されないように、市民が見てわかりやすいもの、親しみやすいものを選んでいただきたい。
● 委員 広報に関連して、「わたしの便利帳」の記載のうち、生涯学習センターと公民館が非常にわかりにくいので、表示方法を変えたほうがいいのではないか。
● 担当者 今後は各課と表現を統一して直していきたい。
● 委員 今回の町田市版事業仕分けの特徴はどのようなものか。
● 担当者 今回の事業仕分けのポイントは、仕分け人が最終的なテーマを選び、新公会計制度による資料を利用し、対話型の事業仕分けを実施する。
● 委員 事業仕分けの実施に当たり、費用の削減効果の目標値を設定しているのか。
● 担当者 改善を常に進めていくことが目的であり、改善の結果、効果額が出たという形を意識しており、金額の目標値については定めていない。

■総務部・会計課
● 委員 非常勤職員の報酬の金額と臨時職員の単価は幾らか。
● 担当者 一般的な嘱託職員の単価は1時間1,548円で、OA等事務の臨時職員の単価は1時間990円となっている。
● 委員 傾向として非正規の職員の割合はどうか。
● 担当者 非正規職員の割合は、約36%から41%までの推移の中で若干増加傾向にある。
● 委員 非正規の職員の賃金や報酬を引き上げる検討はしていないのか。
● 担当者 これまでも、近隣市の職種ごとの単価を比較しながら、見直し、検討をしてきている状況である。
● 委員 災害救助費について、宮城県の気仙沼市と岩手県の大槌町への派遣を予定しているというが、同じ職員を継続して派遣することも重要ではないのか。
● 担当者 昨年10月から派遣されている職員は、ここで1年継続する状況である。ただ、多くの職員が機会を持つことも重要なことだと考えている。
● 委員 会計課として、新公会計制度に移行したことで、短期間での会計報告をする考えはないのか。
● 担当者 四半期ごとの会計報告を広報もしくはホームページなどでお知らせしていく予定である。
● 委員 職員互助会交付金について、近隣市でも同じように交付しているのか。
● 担当者 現在のところ、一般的であるが、見直しによって減っていく状況にある。

■財務部
● 委員 原動機付自転車のオリジナルナンバープレートとは、どのようなもので、いつから開始するのか。
● 担当者 キャラクターについては、カワセミなど市にゆかりのあるもののうちから選定する予定であり、時期については、国体の開催に間に合わせるようにしたい。
● 委員 コンビニエンスストアでの課税・非課税証明書の交付とあるが、コンビニエンスストアは1社のみなのか。
● 担当者 今はセブン-イレブンのみだが、今後、拡大され、ローソンなどがふえる予定である。
● 委員 個人市民税や法人市民税については、どういう状況なのか。
● 担当者 個人市民税は、納税者1人当たりの所得金額が昨年度よりも減っている状況であり、3億4,000万円減収となる見込みである。また、法人市民税についても、税率が引き下げられたこともあり、昨年度に比べて減収を見込んでいる。
● 委員 行政財産貸付料のうち、カフェの貸付料は幾らか。
● 担当者 カフェの貸付料は80万6,400円である。
● 委員 カフェについては厨房のみの貸付料とのことだが、契約は何年なのか。
● 担当者 契約期間は3年である。
● 委員 新庁舎のオープンに合わせたとのことだが、市民の目線で見たときに、適切な貸し付けかどうかで言えば問題があると思わざるを得ない。今後何か考えはあるのか。
● 担当者 毎年収支の報告を出していただき、その結果を見て、賃料のほうも事業者と協議していきたい。
● 委員 新庁舎2階のレストランについてはどのようになっているのか。
● 担当者 レストランについては、行政財産の目的外使用許可という形で互助会に対して使用許可を出している。現在の契約は互助会と業者とで行っており、運営の方法について今の形態がいいのか、今後、検討していきたい。
● 委員 市民のための市役所だと思う。ちょっと市役所に来て、休めるところをつくるべきだと思うが、どのように考えているのか。
● 担当者 今後、何かしらの形で検討して改善する努力をしたい。
● 委員 新庁舎の中には自動販売機もない。コンビニエンスストアの営業時間など改善できないのか。
● 担当者 当初、コンビニエンスストアの内側の出入り口は夕方6時で閉めていたが、現在は夜8時まであけている。今後も、できるだけ市民の方や利用者の利便性を図りたい。また、自動販売機については検討していきたい。
● 委員 財政調整基金積立金の目標について、どう考えているのか。
● 担当者 70億円を年度末の目標ということで今後も続けていきたい。
● 委員 公共施設整備等基金積立金について、どう考えているのか。 
● 担当者 公共施設整備等基金については、2013年度から毎年5億円を4年間積み立て、20億円を目標にしている。
● 委員 4年間で20億円ということだが、主にどのような内容に充てるのか。
● 担当者 新たな環境資源施設の建設に向けて、工事の始まる前年までに20億円を積み立てて、工事費全体の平準化を図っていきたい。
● 委員 市債について、起債のほうが償還より上回って元金残高がふえていくと想定されるが、こういう予算立ては健全財政に向かっているのか。
● 担当者 予算編成に当たり、必要な市民サービスを提供していくために、最低限の市債を見ざるを得ない状況である。今後も市債については抑制に努めていきたい。

■経済観光部
● 委員 北部丘陵まちづくり促進費について、目標とする構想に向けて、どのくらい進んでいるのか。
● 担当者 北部丘陵活性化計画の4分の1ぐらい動き始めている状況である。
● 委員 商工業振興対策費について、企業等立地促進地区進出奨励金はどういう内容か。
● 担当者 固定資産税、都市計画税相当額の補助をする奨励金などである。
● 委員 立地促進地区は具体的にどこに地区が設けられ、どういった企業が対象となるのか。
● 担当者 工場や研究所については、都市計画法に定める用途地域の工業地域及び準工業地域の一部を考えている。オフィスについては、町田駅前の中心市街地並びに玉川学園、鶴川、成瀬、多摩境に隣接する商業地域などを想定している。
● 委員 町田新産業創造センターの企業誘致に関連する報酬とは、どういう内容か。
● 担当者 町田新産業創造センター入居奨励金は、3階に入居する企業が2階に入居する方のサポートをする際に、1件当たり10万円を限度に奨励金を出すものである。
● 委員 公衆浴場補助金について、前年度に比べて補助額が少なくなっているのはなぜか。
● 担当者 利用促進事業の補助については、利用者がふえなかったので、新しい形でやっていこうと浴場組合の方と協議をしている。
● 委員 これからも協議をしながら取り組みをしようとするならば、何も40万円を削らなくてもいいのではないか。補助制度を継続しながら、より充実していただきたい。
● 委員 原町田一丁目地区まちづくり基本計画策定支援委託料について、この計画では、どういう検討がされるのか。
● 担当者 まずは市営駐車場を中心とした区域を先行して検討していく。
● 委員 実際の市営駐車場の利用を鑑みて、どういったところにコンセプトを置いていくのか。
● 担当者 ターミナル口を中心とした南口から北口に向けた商業地域へ回遊性が図れる形で整備していきたい。
● 委員 市営駐車場の脇の階段はわかりにくい。また、地下通路も随分古くなっている。北側と南側が分断されているという住民の方々の声をどう聞いていくのか。
● 担当者 駐車場の再整備に当たり、アンケートをとったところ、わかりづらい、暗くて怖いというイメージをお持ちの方がたくさんおり、今、検討を進めている。
● 委員 アグリパーク整備事業の内容は、どういうものか。
● 担当者 市民に対して農業の理解を深めてもらうための施設で、具体的には直売の施設、飲食の施設などのほか、農業体験ができ、市民が楽しめる農業拠点施設を検討している。
● 委員 いつごろをめどに整備していくのか。
● 担当者 2013年に基本計画並びに実施設計が決まれば、2014年に実施計画、2015年に開設ができればと考えている。
● 委員 委員より、バスターミナル使用料について、多くの人たちがバスセンターとバスターミナルを間違えている。観光バスの利用者の利便のために何か考えないのか。
● 担当者 観光バスの利用時間帯は委託して案内をしている。また、バス会社には利用者へしっかりとバスターミナルをご案内していただくよう要望している状況である。
● 委員 ふれあい農業推進費で農業祭があるが、これは町なかでやる行事のために農家の人たちの売り上げが減っている。今後も町なかで続けるのか。
● 担当者 販売ということでは、確かに野津田公園のほうが野菜を買って帰れたが、今は農業祭ではなく、キラリ☆まちだ祭という農業と産業が一体となってPRを行っていく形に変更しているので、中心市街地で今後も続けていきたい。
● 委員 新元気を出せ商店街事業補助金について、長年やってきた成果は何か。
● 担当者 イベント事業が47件と活性化支援事業が3件あり、イベントについては夏祭りや歳末の大売出し、クリスマスのイベント等の補助をしている。また、活性化事業については、商店会がみずから実施する施設の整備やITの機能強化など、経営力の強化等の補助をしている。
● 委員 本当にお祭りでにぎわっていることが商店街の売り上げにつながっているか。にぎわうという方針が間違っているのではないか。
● 担当者 必ずしもイベントをしたから商店街全体の売り上げが全て上がるということではないと思う。ただ、そういうイベントを通じて商店街が地域のコミュニティーの核となって、いろいろな地域とのつながりの中で発展するための事業でもあると考えている。
● 委員 小野路宿里山交流館費の総合管理委託料について、委託される先はどこか。
● 担当者 これまで地元の小野路宿通り街づくり協議会と協議を重ねてきた経過があるので、小野路地区の地元の団体にお願いしようと思っている。
● 委員 交流館の役割について、地域への開放という意味では集会所施設としてダブってしまったり、国体についても町田市をPRすることができるような人数の方が訪れるかどうか懸念される。また、観光といってもエコツーリズムに絞ったイメージもある。費用対効果も含めて、これからもかなり研究が必要だと思うが、どう考えているのか。
● 担当者 開館までまだ時間もあるので、指摘された件を含めてしっかり検討していきたい。

■選挙管理委員会事務局
● 委員 選挙システム運営管理委託料について、都議会議員選挙の委託料が他の選挙と比較して多くなっている理由は何か。
● 担当者 都議会議員選挙は、今後予定されている選挙のうち最初の選挙で、投票所や期日前投票所の変更・増設へ対応する必要がある。

■監査事務局、農業委員会事務局および議会事務局
担当者の説明を了としました。

質疑終結後、反対の立場から、市税収入の減少に見られるように、市民の暮らしは深刻である。都市間競争に勝ち抜くことを目標に、町田市未来づくり研究所をつくりながら、新庁舎建設に続き、中心市街地での新たな大型開発計画などを進めていこうとしているが、財政計画もなく、無謀な町づくりと言わなければならない。旧庁舎跡地での新産業創造センター設立によるインキュベーション事業や企業誘致の対象企業には財政的な支援をするが、一方、長年、市民の健康と交流に寄与してきた公衆浴場組合に対する補助金が昨年に引き続き削減されており、逆に支援を行うべきだと考える。財政が厳しいと言いながら、市民に対しては負担増を求めながら、市民生活にかかわる補助金を減らし、基金を積み立て、将来の大型開発に備える財政運営を改め、市民の命、暮らしを最優先にした予算に転換すべきと考え、反対するとの反対討論がありました。

健康福祉常任委員会
■地域福祉部 
● 委員 人権啓発活動区市町村補助金について、人権啓発活動というのは学校でもやっているのか。
● 担当者 学校教育部を通じて、学校でも子どもの人権作文、あるいは人権の花運動ということで取り組みをお願いし、児童生徒に行っている。
● 委員 成年後見制度推進費について、申し立ての募集期間を1カ月という短い期間で行っていたと思うが、今年はどのような運用になるのか。
● 担当者 申し立て時期については通年でも可能と考え、限定しないで対応できるように検討したい。
● 委員 町田市は先進的にやられていると思うが、この先どういう課題があるのか。
● 担当者 2014年度から始まる市民後見推進に向けて、社会福祉協議会に推進機関を委託し、説明会や相談等の機会、また、ひかり療育園も含めていろいろなところで成年後見制度の周知等を図ってきている。その一体的な推進について、これから検討し遺漏のないように行っていくことが課題と考えている。
● 委員 社会福祉協議会費について、社協が中心になり、地区社協をつくっていくという方針になっていると思う。運営をしていくに当たって、やはり補助が必要になってくると思うが、その考え方について。
● 担当者 現在は玉川学園地区で地区社協が設立され、今後、南町田等々、予定がされると考えている。市としても補助金の交付要綱を昨年4月に定め、使用料及び賃借料についての補助も出せることになっており、地域拠点づくりについては来年度対応していきたい。
● 委員 自立支援給付費の重度訪問介護について、命の危険が極めて高い人に対して最大600時間、重度訪問介護をしているということが先日の議会の答弁であったが、1時間当たり幾らと見込んで計算しているのか。
● 担当者 1時間当たり、おおむね2,400円ほどになる。
● 委員 法人の経営状況のチェックはどのようにしているのか。
● 担当者 社会福祉法人と事業所の事業の指導検査は現在東京都が実施しており、法人本体そのものの指導検査については2013年度から町田市のほうで行うようになっている。今後、何年か先には事業そのもの、施設も含めて市のほうで指導検査を行っていくような方向で今検討されている。
● 委員 自立支援給付費の重度訪問介護について、自立生活を支え、必要な人たちに必要な介護を支給するという事業だと思うが、その点についての市としての認識、考えについてお伺いしたい。
● 担当者 市としても、この理念を尊重し、財政状況や公平公正なサービスの支給などの要件を鑑みた上で、可能な限りの支援を行っていく考えである。
● 委員 生活保護費について、国でさまざま議論されていることが町田市に反映されたとするならば、どのような影響が生じるというふうに現時点では考えているか。
● 担当者 国の発表している内容には、大きく制度の見直しと基準の見直しがある。これらに関しては具体的なものがほとんど出ていないため、国のほうの動向を見て対応していきたいと考えている。

■いきいき健康部
● 委員 老人クラブ運営費について、連合に入っている老人クラブと入っていない老人クラブでは、運営費の補助金はどのように違いがあるのか。
● 担当者 連合に入っていても入っていなくても補助金は変わらない。
● 委員 市民の方から、老人クラブの数によって運営費の補助金に差があるので公平性に欠けるのではないかという声があるが、この対応はどうされるのか。
● 担当者 1クラブ当たりの人数が変わる場合には加算の金額が違ってくるが、全体の基本の金額は会員数の違いによっては変化がない。老人クラブの補助金については2011年度に変更したため、少しこのまま様子を見させていただき、再度調整を考えたい。
● 委員 高齢者福祉施設整備費について、地元との協議が調わないため高齢者施設の建設ができなくなるとのことだが、そこにかわるものというのは今考えられているのか。
● 担当者 来年度以降、また再募集をして事業者を選定していくということを考えている。
● 委員 マッサージ事業補助金について、今年度全て減になっているわけだが、その理由について。
● 担当者 身障協会に対する補助が高齢者福祉課からと障がい福祉課からとで二重に出ているのではないかという監査の指摘があり、今まで2回分の補助を1回分に減額させていただいた。補助金については2回から1回になるが、身障協会のほうでは補助金がなくても2回実施したいというお話をいただいている。
● 委員 国民健康保険事業会計繰出金について、法定繰入金と赤字補填の繰入金の計上額について。
● 担当者 法定繰入金が16億2,470万6,000円、繰入金総計が56億3,458万円であり、差し引きすると40億987万4,000円である。
● 委員 小児準夜急病患者診療委託料について、夜の10時までという時間をもう少し遅くまでやってほしいという声があるが、市民病院と医師会と連携をとり、連絡会などで検討していただければと思うが、いかがか。
● 担当者 調整しながら深夜帯の充実ということを図ってまいりたいと思う。
● 委員 予防接種費について、子宮頸がんワクチンによって日本全国で956名の方が副反応で苦しんでいるが、その補償がおりたかどうかお聞かせいただきたい。
● 担当者 子宮頸がんワクチン接種により健康被害に遭った場合には独立行政法人医薬品医療機器総合機構、通称PMDAというところから補償されている。この方たちが何らかの補償を受けたかという詳細は未発表のためわかっていない。
● 委員 このワクチン自体の副反応が予想より多いという現状やその効果の実態がまだ明確になっていないということ、また、PMDAの保険適用が実はほとんどされないということも、例えば「広報まちだ」等々に載せて健康被害を防ぐ必要があると思うが、いかがか。
● 担当者 まず、今回、法の改正による予防接種となった場合には、当然市長にはこの接種を実施するということが法的に義務づけられるため、接種をするということは避けられないと思う。その中で、周知されていないようなことについては、やはりきちんと情報提供していく必要があるのではないかと思う。
● 委員 母子健診・保健指導事業費について、町田市が1歳児健診をやっていない理由は何か。
● 担当者 健診については、東京都の同一方式、同一契約形態の事業であり、オール東京で実施しているため1歳児健診については実施していない。
● 委員 1歳児健診の必要性についてはどのように考えているか。
● 担当者 1歳のころは心身の発育が大変大きい時期でもあり、生涯を通じて健康づくりの基礎であると認識している。少し研究をしていきたいと思う。
● 委員 病院事業会計負担金について、市民病院への繰出金を中期経営計画に基づいて満額ではなく、12億円と設定したという話であったが、収益的収支の中で満額でないものはどの項目になるのか。
● 担当者 10項目ある中で、企業債利息の支払いについては満額ではない。

質疑終結後、反対の立場から、本予算には、市民の命、暮らし、健康にかかわる非常に重要な予算が盛り込まれているが、病院事業会計、そして国保会計への繰り出し、これが十分だとは言えないと思う。国保税が2010年度の12月定例会で値上げをされた、そこまでは最低限引き下げることが必要だと考え、この第8号議案に反対をするとの反対討論がありました。

文教社会常任委員会
■市民部
● 委員 市民協働拠点づくり事業について、地域活動の窓口をつくるということと市民協働拠点づくりは一体的なものと理解してよいのか。
● 担当者 地域社会づくりの検討組織をつくっていく中で地域の相談窓口の設置も並行して考えている。生活全般にかかる、いわゆる市民相談の役割を果たし、同時に地域社会づくりの関係も携わっていくというような形で考えている。
● 委員 本庁の役割はどういう体制がとれるのか。
● 担当者 市民センターに設置をしていく地域社会づくり検討組織をつくる役割と同じ役割である。
● 委員 災害時用の備蓄資材、食料等の購入費はかなり増額しているが、ふやした分をどこに配備していくのか。
● 担当者 基本的には避難施設に置くが、全て置き切れない数になる。その分については各地区にある備蓄倉庫に分散して備蓄する形を計画している。
● 委員 防災行政無線再構築工事費の内容と効果、時期について。
● 担当者 内容はデジタル化事業である。効果としては、無線波がふえることで、災害時に通話が可能になる可能性が大きくなる。時期については、来年度から5カ年かけて再構築する。
● 委員 防災行政無線が聞こえにくいことについての改良はどうなっているのか。
● 担当者 今回の再構築にあわせてスピーカーの調整や増設などを検討して進めていきたい。

■文化スポーツ振興部
● 委員 地域スポーツクラブ支援事業について、地域スポーツクラブも、学校などの施設を使えるようにしていくのか。
● 担当者 学校も使えるという考えを持っている。
● 委員 学校開放運営委員会にはどのような影響が想定されるか。
● 担当者 将来的な目指すところは地域スポーツクラブの設立を考えているが、今のところ具体的なものは出ていない。
● 委員 学校開放運営委員会は将来的にはなくしていく方向なのか。
● 担当者 今ある学校開放運営委員会を大切にしながら、地域スポーツクラブに発展していただけるような形をとっていきたい。
● 委員 芸術文化広報推進委託料の内容について。
● 担当者 国体が開催されることとも連携をして、小田急町田駅とJR町田駅の看板を利用して文化施設と国体のPRを考えている。
● 委員 町田市民ホール管理運営委託料と鶴川緑の交流館管理運営委託料について、なぜ緑の交流館のほうが高いのか。
● 担当者 鶴川緑の交流館は席数が3分の1程度で収入が少ないので、支出から収入を引いた分の管理運営委託料が結果的に同じぐらいの金額になった。
● 委員 成人式事業委託料の増額の内容について。
● 担当者 成人式の企画運営等についてコンサルタントを入れて運営していくということで増額している。
● 委員 物館の観覧料の算出根拠について。
● 担当者 市内の有料施設の金額と、他の自治体の同等の施設の金額を比較して決めている。

■子ども生活部
● 委員 保育園の増設計画についてどのように考えているか。
● 担当者 三輪地区を除く鶴川の地域、それから高ケ坂より南の地域あたりが待機児童が多く出ている地域なので、それと今後の整備の予定等を勘案してエリアを限定していきたい。
● 委員 地域子育て相談センターについて、子育て広場事業との関連と事業内容について。
● 担当者 各保育園の広場事業をさらに継続してもらい、マイ保育園という形で一番近くの一番垣根の低いところでいろいろな育児相談を受けたり、親子で参加できるようなイベントに参加する。それを公立保育園に併設する地域子育て相談センターでサポートしていく関係になる。
● 委員 すみれ教室について、改修によってどれだけの人数に対応できるようになるのか。
● 担当者 具体的な受け入れ人数について、そういう計画、プランというものはない。利用者の数がこの先もふえてくることも考えられるので、そういった中で弾力的な対応をしていきたい。
● 委員 婦人相談員活動強化対策費の内容について。
● 担当者 婦人相談員とは、主にDVや生活支援等の相談を担当する相談員である。歳出のほうでは、ひとり親家庭の福祉費や母子生活支援施設助産施設措置費等をのせているが、そういったものも含めての相談員業務をしている職員に対する補助費である。
● 委員 学童保育クラブ整備費について、なかよし学童保育クラブは老朽化しているということだが、古いほうの建物に何らかの手当てがあるのか。
● 担当者 かなり老朽化が激しいので、それを取り壊し、学校の了解を得て学校の教室の中に増築する。
● 委員 小山ヶ丘学童保育クラブの借り上げ事業は何人を対象にしているのか、また、小山ヶ丘はこれからふえることも考えられるが、そういった対応もとれているのか。
● 担当者 現在130人規模の学童保育クラブがあるが、大体90人弱ぐらいの人数になっている。ただ、小山ヶ丘小学校の周辺も、マンションなど、これからまたふえてくるので、それに対応できる面積は確保できていると思う。

■学校教育部
● 委員 中学校不適応生徒支援事業について、けやき教室と同じようなやり方で実施していくのか。
● 担当者 中学校に関してもけやき教室と同様な形で設置する。
● 委員 学校図書館指導員に関する予算の内容等について。
● 担当者 まず、学校図書館指導員配置基準を定め、指導員の役割を明確にしたい。それから、報償費については、謝礼を2,000円から3,000円に増額したい。また、全曜日に指導員を配置する予算措置をしたいと考えている。
● 委員 小学校給食の民間委託化の検討を行う目的と内容について。
● 担当者 委託の導入を前提として、どのような給食がよりいいか、給食のあり方みたいなところを諮問していく。目的としては、このままいくと正規の職員がいなくなり、給食が維持できなくなるので、それを防ぐために委託ということである。
● 委員 教育指導管理費について、中学校の武道補助員は何人採用してどのような形で配置していくのか。
● 担当者 4月に人事異動等もあるので、それを受けて学校に調査をかけて、必要な人数を把握した上で募集をかけていきたい。
● 委員 学校給食運営費について、喫食率を上げていくことについて考えはあるか。
● 担当者 新年度については、予想の喫食率として25%で計算しているので、そこを目指して頑張っていく。
● 委員 通学費補助費について、補助率を拡大する理由と、今までかかっていた費用について。
● 担当者 保護者の方々から経費の負担が大きいという意見も大分いただいている。また、現在、通学区域緩和制度もあるが、一部受け入れの人数の部分で受け入れられない可能性も今後出てくるということを考慮した。経費の推移については、小中の合計で2009年度が
1062万3,000円、2010年度が1,076万円、2011年度が1,184万3,000円となっている。そのときの保護者の意向によっても多少動きがあるかと思うが、そう大きな変化はないと考えている。
● 委員 学校に設置されているAEDについて、学校開放の関係で利用することはできるのか。
● 担当者 昨年12月の第3回定期監査の結果の中で出された意見、要望も踏まえ、学校開放のAEDの使用については、関係部署とよく協議していきたい。
● 委員 小学校施設費について、当初予算額が大幅に減額されている理由は何か。
● 担当者 国の緊急経済対策に伴い、トイレ改修事業等を3月補正で行った。当初予算にのせる部分を3月補正に持ってきたので、減額になっている。

■生涯学習部
● 委員 生涯学習センター費について、前年度と比べてどういうところを削減したのか。
● 担当者 新年度については空調の改修工事がない。そのほか、事業費について、執行額に合わせて減額をしている。また、各事業もそれぞれ報償費を減額している。
● 委員 講座の回数や事業の内容は維持しているのか。
● 担当者 今年度と変わらないような回数を考えている。ただ、今までは大学の先生などに依頼していたが、これからは利用者団体や地域で活動されている方、シルバー人材センターの方たちを講師にする講座を考えている。
● 委員 図書館ICタグ導入事業について、(仮称)忠生図書館の開館に伴う増員を抑制するとあるが、どれぐらい抑制できるのか。
● 担当者 (仮称)忠生図書館については、常勤職員が5名、嘱託職員が13名、その他臨時職員を予定している。今回抑制を期待しているのは常勤職員5名と嘱託職員13名分、年間で7,000万円強の抑制効果があると試算している。
● 委員 (仮称)忠生図書館費について、図書の購入、蔵書数は全部で何冊になるのか、また、貸し出し冊数と利用者数はどれぐらいを想定しているのか。
● 担当者 開館に向けて約6万4,000冊でスタートしたい。最終的に蔵書冊数としては10万冊ということになる。開館後の想定の貸し出し冊数については、年間約50万冊程度と考えている。貸し出し者数という形では年間15万人程度を想定している。
● 委員 中央図書館の開館時間について、何か利用者からの声は届いているか。
● 担当者 開館時間をもう少し早められないかという声はいただいている。閉館時間のほうは特別それほどの声はいただいていない。

質疑終結後、反対の立場から、まず第1点目に、市民提案協働事業補助金及び地域社会づくり検討会補助金については、質疑の中で少しずつ明らかになってきた問題として、本来行政が担うべき課題を情報共有して、市民の力をかりながら発見していくことは十分望ましいことだと思うが、その一方で、市民に課題を解決してもらうということで、町田市の本来の役割が大きく後退するものではないかと考える。2点目に、既に市民やスポーツ団体の「するスポーツ」の受け皿として有効に活用されている学校開放事業について、この開放事業を有料の市民スポーツクラブにするのか、あるいは施設予約システムでの貸し出し施設にしてしまうのかが検討されていることがわかった。地域コミュニティーの核である学校施設の活用としても、町田市のスポーツ振興の施策としてもふさわしくないと考える。3点目として、学校教育部の給食問題協議会費について、給食調理業務の民間委託と給食費の値上げについて諮問するという予算がついた。これも今、市民の給料もなかなか上がらない状況の中で家計を圧迫する給食費値上げ、また、質や安全が担保できなくなるような給食の民間委託を進めるということは行うべきではないと考える。4点目に、生涯学習センターに移行して、これまで公民館事業として大変質の高いさまざまな講座等が企画されていたわけだが、その講師料が引き下げられ、その内容として、大学教授など学術研究者が外れてしまうことがただいまの審査の中で明らかになった。こうした講座で市民の学びを保障するところを失っていくことと考え、反対する。以上4点の内容で反対するとの反対討論がありました。

建設常任委員会
■環境資源部
● 委員 クレーンの運転等業務委託料について、前回も一部クレーンを委託するという話があったが、クレーン業務に関してまだ委託されていないところは残っているのか。
● 担当者 現在、中央操作室で24時間監視している部分を検討しており、まだこの部分は委託していない。
● 委員 ごみ収集業務委託料について、現在ごみ収集を直営でやっているところがあるのか。
● 担当者 可燃ごみ量の約3割について、直営で収集をしており、境川団地、山崎団地、藤の台団地、本町田団地、リサイクル文化センター周辺を直営でやっている。
● 委員 資源化推進費について、「モデル地区の方にプラスチックごみと生ごみを分別して排出してもらう」とあるが、今後2020年に稼働する廃プラスチックの中間処理の関係について、数量を把握するための事業として考えているのか。
● 担当者 可燃ごみの中でプラスチックごみの量は、物すごく多いと思うので、分別することでどのくらい減るのかをきちんと検証し、定量的な数字をつかみたいと思っている。
● 委員 循環型施設整備事業について、熱回収施設と資源ごみ処理施設の3カ所を整備するということだが、ランニングコストの目安は立っているのか。
● 担当者 収集エリアをこれから制度設計するため、それによって量、コースや回数といったものが決まる。具体的にランニングコストについてはこれから検討していきたいと考えている。
● 委員 廃棄物処理施設整備事業債について、設置工事、更新工事とあるが、どのような契約内容となっているか。
● 担当者 競争入札が可能な部分については競争入札をしているが、施設全体の性能保証を担保していくに当たって基本的に随意契約が多くなっている。
● 委員 航空機騒音対策費について、これからも騒音測定器を5基プラス1でやっていくというのは少し住民に目を向けていないかと思うが、どうか。
● 担当者 固定局は5カ所だが、車で移動して測定する移動局という方法も踏まえた上で、企画政策課とも意見交換しながら、市として何ができるのか、また、市民の声を伝える機会をつくっていきたいと思う。
● 委員 指定収集袋作製・配送・販売委託料について、収集袋の単価を下げたことは評価しているが、外部監査で指摘を受けた1社との交渉だけでなく、複数も検討した上で見直していくべきだと思うが、どうか。
● 担当者 今回、一定の単価を下げたというところがあるので、もうしばらくは様子を見たいと思っている。他社の効果をいろいろ検討し、情報収集しながら前向きに検討したい。

■建設部
● 委員 橋梁維持費について、アセットマネジメントを行うことによって、どのぐらい削減効果が見込まれるのか。
● 担当者 現在、アセットマネジメントと言われる橋梁の管理計画を策定しているものについては、92橋が対象となっているが、60年間の維持管理費については、約70億円と算出しており、長寿命化の対処をしていけば、約半分程度の縮減効果が図れる。
● 委員 道路新設改良費について、尾根緑道の地質調査等調査を行っていくということだが、現時点でどのような整備をしていくのか。
● 担当者 概略の線形までは決まっており、2013年度には、町内会の代表者、町田市、学識の方も入れながら、検討会を立ち上げ、詳細を決めていき、さらにその翌年度から、詳細設計をしていくという予定である。
● 委員 都計道3・4・49(相原町)築造事業費について、今年度予算でどのぐらい事業が進み、用地買収の関係はどういう状況になっているか。
● 担当者 今年度は、電線共同溝の工事に入る予定である。用地買収については、1人の地権者を残し、ほぼ完了しているが、そこに隣接して境川に新しい橋をかけるという工事の影響を受けるため、現在用地買収に至っていないが、めどはついている。
● 委員 民間の自転車駐車場について、予算の中に、民間の駐車場への新たな設置補助が2カ所分盛り込まれているということだが、駅周辺のいろいろなところで駐輪場が足りないと思うが、どの辺に放置自転車が多いのか。
● 担当者 現状として足らないと思うのは、成瀬駅と考えている。
● 委員 交通安全対策費の道路反射鏡設置工事について、地域の中で、反射鏡をつけてほしいとの要望が多いが、どのような考えでこの予算の中に入っているか。
● 担当者 グリーン舗装、事故箇所の改修工事等を含みながらやっているので、実際、カーブミラーをおろそかにしているというわけではなく、全般的に数は出している状況である。

■都市づくり部
● 委員 都市公園費の整備工事費について、能ケ谷緑地の整備が長期間かかるということだが、短期間でできない問題があるのか。
● 担当者 4月以降に設計・発注し、園路とあわせて、場内の園内灯も整備するため、今の段階では、整備完了が秋口になると考えている。一日でも早い開園を目指して、工事を完了させるよう努力したい。
● 委員 秋ごろに工事が終わるということだが、その間、市民は使えないということになるのか。
● 担当者 工事の関係で閉めなければならないという状況もあると考えているが、可能な限り開園し、常時開放する。
● 委員 鶴川駅前広場検討委託料について、どういう委託をし、いつの段階で設計したいと考えているか。
● 担当者 関係者の方と協議を進めながら、駅前広場の位置、それから形状、形態、将来像の方向性を検討して、基本方針を策定したいと思っている。2014年度以降、基本方針に基づく具体的な計画を定め、詳細な設計等に入っていきたいと思っている。
● 委員 地域コミュニティバス運行事業補助金について、玉川学園のコミュニティバスの補助金が年度予算に載っていないということは、今年度はもうないということなのか。また、それについて地域にはどういう説明があったのか。
● 担当者 玉川学園の南ルートの補助金等については、現段階では予算は白紙の状態であるが、交通管理者との協議が調った上で、手続については早急に着手したいと思っている。また、地元の協議会についても同様のことを話し、理解は得ていると考えている。
● 委員 団地再生方針策定支援委託料について、委託の内容については、これまで懇談会で話し合われたことをもとにして、団地再生が進められていくのか。
● 担当者 懇談会を重ねて策定した団地再生基本方針の中で、地域協議会を立ち上げ、団地の方や周辺地域の方も含め、事業者とともに、団地のあり方等について検討を重ね、将来の団地とその周辺の地域についての再生像の合意形成を図っていこうと考えている。
● 委員 公園緑地管理費について、身近な公園の清掃活動に対して自治会・町内会の方々に支援を行っているわけだが、町内会・自治会から、報告書をもらっているのか。
● 担当者 報告を年に2回していただき、それ以外にも、気がついたことがあれば電話等で連絡をとり、連携をとりながら公園の維持管理に努めている。
● 委員 公園緑地管理費について、駐車場が有料になり、そこの管理委託料と使用料が計上されているが、工事中で入れないところもあるという話を聞いた。公平性という意味も考えて、どういうふうに認識をしているのか。
● 担当者 全ての駐車場の整備が整わなかったが、公園の必ず1カ所は有料駐車場の整備を12月末までに完了している。ただし、小野路公園については、今年度の駐車場整備にあわせて料金所の設置もしており、今年度中に整備が完了するという予定である。
● 委員 交通輸送対策費について、コミュニティバスの採算性がとれないということで、今後も赤字の路線が廃止になっていく可能性があるのか。
● 担当者 可能性としては、ないとは言えない状況である。高齢化率が高く、シルバーパスの導入をすれば、その分というのが現金収入として入らないという課題があるため、今後研究していきたい。
● 委員 中心市街地整備計画策定委託料について、小田急町田駅周辺地域の意見集約としてアンケート調査を行うということだが、通勤のバスの利用者等も対象とし、策定計画の中に交通機能面というのも入ってくると考えるが、どうか。
● 担当者 バス、電車やタクシー利用者なども含め、中心市街地に訪れる方たちの意見を聞くためにアンケート調査を行い、機能面や利便性の向上も検討の中に入れていきたいと考えている。

■下水道部
● 委員 し尿収集費について、し尿くみ取り世帯が約970世帯と書いてあるが、下水道の供用開始区域の方がどのぐらい入っているのか。
● 担当者 供用開始区域の世帯数は426世帯である。
● 委員 合併処理浄化槽整備費について、今年度は15基を予定しているということだが、昨年に比べると半分以下に減っている理由は何か。
● 担当者 供用開始もふえた影響もあるが、実際は切りかえてくれない方がいるということが状況的にある。

質疑終結後、反対の立場から、本予算には、中心市街地整備構想のもと、重点地区の小田急町田駅周辺地区、原町田一丁目地区、原町田三丁目地区などの大型開発準備のための構想策定委託料や、多摩都市モノレール小田急多摩線延伸につながる調査検討事業、構想策定委託料が計上されている。都市間競争に勝ち抜く都市づくりを市民協働でと言いながら、厳しい市民生活の現状を顧りみることなく、総事業費の総額の試算も示すことのできないほど膨大な税金投入に道を開くものであり、賛成できない。よって、以上の理由から第8号議案に反対するとの反対討論がありました。

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